いざよいブログ

MBTIと混同されているソシオニクスの誤解を解くためのブログ。

楽しい守護者SEI(ISFJ)の性格の特徴を解説するよ。

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前回の記事の注釈でも触れましたが、これまで「相性」と訳してきたものは「間柄」と訳すことにしました。「関係」より人間関係のことだというのが伝わりやすく、「相性」より誤解が起きにくいなと判断しました。さて今日はSEI(ISFJ)です。

初回のILE(ENTP)はこちら:

SEIは、MBTIで言うISFJと対応するタイプであり、Sensory-Ethical-Introvert(感覚的で倫理的な内向型)の略です。

 

SEI(ISFJ)の基本性格

 

SEIのコミュニケーションはたいていフレンドリーで楽しいです。自分や他人の都合をよく考えます。親しい人との関係では親切で思いやりがあります。グループで働くときは「中庸」の立場をとることが多いです。美しいものや美しいイメージ、慣れ親しんだ快適な空気を愛します。

情緒的で、気持ちを人に合わせ、のみこみが早いです。ジョーク、からかい、機知に富んだコメント、賢い切返しによって人を元気づけようとします。口喧嘩に引き込まれないようにし、誰とでも良い関係であろうとします。打ち解けた環境で人に交渉するのが上手です。

SEIは人前では個人的な問題は隠し、勇気があって楽観的な姿を見せます。果たせそうもない約束はしません。ズカズカと立ち入って自分の時間を奪う人に油断することはありません。

自分にとってもっとも都合の良いペースで働きます。SEIは自分と自分が興味をもっている人たちのために働いているときだけは生産的であれます。そうでない場合は、SEIは自分を追い込みすぎることはせず、しんどい努力は避けようとするでしょう。SEIの生産性は気分に大きく左右されます。退屈だがやらなければならないような仕事からは逃れようとします。

 出典:SEI Profile by Gulenko - Wikisocion

SEI(ISFJ)と他タイプの間柄

次は、SEIの間柄intertype relationshipをまとめておきます。間柄には全部で14種類(うち非対称な間柄が2種類)あります。無条件に相性が良い/悪いというような間柄はないので注意してください。

SEI(ISFJ)から見たタイプ
同一関係
SEI
双対関係
ILE
活性化関係
LII
鏡像関係
ESE
同属関係
SLI
準双対関係
IEE
先生(恩恵関係)
EII
監督(監督関係)
LSE
超自我関係
ILI
消火関係
SEE
準同一関係
ESI
衝突関係
LIE
協力関係
IEI
幻想関係
SLE
生徒(恩恵関係)
LSI
選手(監督関係)
EIE

 

ILEとの双対関係はこちらも参考にしてください:

 

SEI(ISFJ)のモデルA

先に基本的な性格を紹介しましたが、ソシオニクスではモデルAという枠組みを使ってタイプを考えることができます。

参考:ソシオニクス入門②~モデルA~ - ブログ

以下は、SEIのモデルAの図です。色が濃いものほど強い/使い慣れている/得意な機能で、色が薄いものほど弱い/使い慣れていない/苦手な機能です。

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SEIの自我(意識・重視・得意)

自我の機能は、意識していて、価値も感じ、かつ使いやすい機能です。個性、アイデンティティ、あるいは追いかけたい理想、本当にやりたいこと…が関わります。

SEIの自我はSiとFeです。この抽象的なSiとFeに解釈を与えると、)とか、激しい感情をたよりに自分の美学を追求する(Si=美学、Fe=激しい情動*1)、協力することで平穏を得る(Si=平穏さ、Fe=協力)…などになります。SEIには「仲裁人」や「平和をもたらす人」というあだ名がついていますが、こうしたあだ名には、SEIの自我SiとFeの特徴がうまく表されています。

参考:ソシオニクスの「自我」ブロックとは? - ブログ

SEIのイド(無意識・軽視・得意)

イドの機能は、無意識で価値を感じていないけれども上手に使える機能です。原動力でありかつ危険から身を守る力、いわば動物の本能です。イドに背くことはしたがりませんが、イドばかり使うのもまた理性がないことだと思います。

SEIのイドはFiとSeです。SEIは、その行動がどういう感情を表したものなのか(Fi=個人的感情、Se=形)、あるいは、この人は敵なのか味方なのか(Fi=関係性、Se=範囲)を無意識のうちに把握しているということになります。自分に嘘をつくようなことはしたくないし、敵に優しくしたくもないのですが、そういう気持ちは極力我慢しようとするでしょう。

参考:ソシオニクスの「イド」ブロックとは? - ブログ

SEIの超自我(意識・軽視・苦手)

超自我の機能は、やる価値を感じないし苦手だけれども意識してしまう機能です。そのため、超自我は守らなければいけない社会規範と感じられます。褒められると社会の一員として認められた気がするのも超自我の特徴です。

SEIの超自我はTeとNiです。つまりSEIは、結果を出すためにはどうするのが効率的か(Te=効率、Ni=結果)、あるいは、ああしたらこうなるのはどういう仕組みなのか(Te=メカニズム、Ni=因果)などに疎いのですが、社会でやっていくためにはなんとしてでも理解しなければならないと思っています。

参考:ソシオニクスの「超自我」ブロックとは? - ブログ

SEIの超イド(無意識・重視・苦手)

最後に超イドの機能です。これは、無意識だし苦手だけれども重視している機能です。自分にはないけれども必要な着眼点なので他人に期待するのですが、教えてもらったことは何でも鵜呑みにする上、満たされないときには他人のせいにします。

SEIの超イドはNeとTiです。SEIには、可能性を探るために分析する(Ne=可能性、Ti=分析)とか、本質を理解するために構造をつかむ(Ne=本質、Ti=構造)といった発想が欠けがちです。そうした自分に欠けた視点を身をもって教えてくれる人がいるとリラックスできます。こうした人が周りにいないときには、誰も自分の行き詰まりに対して解決策を教えてくれないと絶望にくれるかもしれません。

参考:ソシオニクスの「超イド」ブロックとは? - ブログ

 

SEIのモデルAをもっと詳しく知りたい人は:

 

次はESE(ESFJ)です。

2018/4/11追記:画像の差し替えをしました。

 

*1:各要素の解釈は、過去記事のソシオニクスの8心理機能解釈をまとめた。 - ブログから選んでいます。