宵のつれづれシリーズは、仕事帰りの電車の中で読めるくらいの軽い記事を書きたいなということではじめたシリーズです。今回は第63回、口だけIEIです。
口だけIEI
色々脱線してる気がします。ESI妻とIEI夫のエピソードにちょっと戻って、IEI夫側の話をします。
これな↑
IEI夫は、ESI妻に人気歌手に話しかけることを促した人です。

話しかけよ!
ESI妻が人気歌手に話しかければ、チャンス到来だとして、あれこれ言うIEI夫(スルーされてるけど)。
これはIEIの無視される機能×外向直観(可能性の直観)のあらわれです。
さてさて無視される機能には色々な特徴があって、自己保身に使われることがよくあります。が、仲間を守るときもよく使われます。仲間を守るときには、アドバイスのような言葉の形をとります。
そして、無視される機能によるアドバイスですけど、あくまでアドバイス、です。言うだけ。口だけ。相手がすごーく困ってても、本人の代わりに動いてあげる…とかまではししない。
↑のIEI夫は、チャンスに賭けるようアドバイスしました。IEI夫が、ESI妻が実力のわりに評価されておらず、可能性が花開いていないことに気づいているから。

君の歌のほうがよかった。
……が、別にIEI夫は、ESI妻のかわりに人気歌手に話しかけにいく、とかまではする気はありません。アドバイスは「口だけ」です。ESI妻の代わりに「チャンスの花びら」(#60)に手を伸ばすことはない。ESI妻の手をぐいと引っ張るとかも別にないし、ESI妻が思わず手を伸ばしたくなるよう画策するとかもない。
花びらが舞い、そして地面に落ちて汚れる間、IEI夫はぐちゃぐちゃ言いながら、横でただ突っ立って見ているだけ。

話しかければよかったのに…。もったいない…。
でもまぁIEIが「口だけ」のおかげ(?)で、(この時点では)ESIは、前回説明したような「チャンスに賭けることで仕事が続けられなくなってしまう」みたいな恐怖に苛まれることはないでしょう。ESI妻は、ただIEI夫の提案を一蹴するだけでいいからです。

それは……やめとこ。向こうもいい気しないでしょ。
※ひよこちゃんのセリフはイメージです。