いざよいブログ

MBTIと混同されているソシオニクスの誤解を解くためのブログ。

孤独な哲学者LII(INTP)の性格の特徴を解説するよ。

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タイトルを考える参考にしようとおもって予測変換を見てみることにしたんですが、「INTP」で出てくるキーワードが「オタク」「陰キャ」「コミュ障」など圧倒的に自虐的で笑ってしまいました。まあINFJも大概ですが(笑)。第4回はLII(INTP)です。

第1回は:

ソシオニクスの1タイプであるLIIは、MBTIのINTPと対応するタイプであり、Logical-Intuitive-Introvert(論理的で直観的な内向型)を略したものです。

 

 

LII(INTP)の基本性格

LIIはすぐれた論理的分析力を持っており、重要なこととそうでないことをはっきり区別することができます。構造や分類や概念をつくるのがLII流のやり方です。一度問題を理解すれば、新しい解決策を提示します。LIIは客観的で私情を交えず、時々自分の評価や原則に関して無慈悲にすらなります。指針や規則に納得できないときは、それをシンプルに無視するかもしれません。

人の感情や個人的な人間関係をあまり重視できません。他人との関わりは頑固で融通が利きません。関係に慣れると、その関係のシステムを頑なに保持しようとします。LII自身は引っ込み思案です。招かれざる客は嫌いです。どうやって楽しませたり気を引いたりすればいいかわからないからです。コミュニケーションは慎重で、たびたびある程度距離を保ちます。人に内心共感していればしているほど、表面的に自分の関心を示さなくなります。

別の視点や異なる生活スタイルに寛容です。LIIのふるまいはしばしば他人を困惑させます。LIIは直観に基づいて――つまり推測で決定を下すからです。LIIは、1つの大きな関心事があり、それに関する知識やスキルを向上させ続けていることがよくあります。自分が興味のある話題のときだけ会話を続けようとします。

家ではLIIはひかえめであり、最低限の暮らしで満足していることが多いです。日常的な雑用をするとLIIは押しつぶされてしまい疲れ果てます。LIIには、その頑固さにもかかわらず、図々しさや文句の多さや横柄さといった特徴は見られません。説得という方法であっても、人を自分に従わせるということができません。危機的な状況では、LIIはいくらか優柔不断になるかもしれません。LIIは強制されて何かをすることはできないのです。

出典:LII Profile by Gulenko - Wikisocion

LII(INTP)と他タイプの間柄

LIIと各タイプの間柄の表を載せておきます。間柄は対称な間柄が12種類と非対称な間柄が2種類の計14種類です。相性の良し悪しがはかれる類のものではないので注意してください。

参考:相性」という言葉が見えなくするもの - ブログ

LII(INTP)から見たタイプ
同一関係
LII
双対関係
ESE
活性化関係
SEI
鏡像関係
ILE
同属関係
LSI
準双対関係
EIE
先生(恩恵関係)
IEI
監督(監督関係)
SLE
超自我関係
ESI
消火関係
LIE
準同一関係
ILI
衝突関係
SEE
協力関係
EII
幻想関係
LSE
生徒(恩恵関係)
SLI
選手(監督関係)
IEE

 

ESEとの双対関係はこちらもどうぞ:

 

LII(INTP)のモデルA

LIIのモデルAとモデルAから導けるLIIの特徴も紹介しておきましょう。ソシオニクスではモデルAからタイプを考えることができます。

参考:ソシオニクス入門②~モデルA~ - ブログ

以下が、LIIのモデルAの図です。色が濃いものほど強い/使い慣れている/得意な機能で、色が薄いものほど弱い/使い慣れていない/苦手な機能です。

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LIIの自我(意識・重視・得意)

自我の機能は、意識しているし価値も感じるし使い慣れている機能です。自我は、個性、アイデンティティ、あるいは追いかけたい理想、本当にやりたいこと…に関わります。

LIIの自我はTiとNeからできています。このTiとNeという抽象的な概念は、可能性を探ることで分析の精度を高める(Ti=分析、Ne=可能性*1)、本質を把握することで物事を構造化していく(Ti=構造、Ne=本質)…などと解釈することができます。この自我のTiとNeの特徴が、LIIのあだ名である「分析者」に関わっています。

参考:ソシオニクスの「自我」ブロックとは? - ブログ

LIIのイド(無意識・軽視・得意)

イドの機能は、意識しない、価値を感じない、しかし得意な機能です。原動力であり危険から身を守る力、動物的な本能です。イドに背くということは自らを危険にさらすことですから、イドに反することはしたがりませんが、イドばかり使うのも理性的でないと考えます。

LIIのイドはNiとTeです。LIIは、効率化することでどういう結果になるのか(Ni=結果、Te=効率化)、あるいは、このメカニズムならああしたらどうなるのか(Ni=因果、Te=メカニズム)を無意識のうちに把握しているということになります。非効率で結果につながらなさそうなことはやりたくありませんが、かといって結果を積極的に追い求めることはしません。

参考:ソシオニクスの「イド」ブロックとは? - ブログ

LIIの超自我(意識・軽視・苦手)

超自我の機能は、価値を感じないし苦手だけれども意識している機能です。そのため、守らなければいけない社会規範として意識されます。褒められると社会の一員として認めてもらえたようで嬉しくなります。

LIIの超自我はSeとFiです。LIIは、感情はどういう行動に表れるのか(Se=形、Fi=個人的な感情)、あるいは、何をしたら味方になり何をしたら敵になるのか(Se=範囲、Fi=関係性)という視点で考えるのが苦手なのですが、同時に社会から爪弾きに遭わないためには何としてでも理解しなければならないことであるとも思っています。

参考:ソシオニクスの「超自我」ブロックとは? - ブログ

LIIの超イド(無意識・重視・苦手)

最後に超イドの機能は、無意識で苦手だけれども重視している機能です。自分に欠けている視点なので他人に教えてもらいたいと期待するのですが、教えてもらったことは何でも鵜呑みにする上、満たされないときには他人のせいにします。

LIIの超イドはFeとSiです。LIIには、感情を解放するために自分の美学を追求する(Fe=激しい情動、Si=美学)とか、人と協力できるように平穏を心がける(Fe=協力、Si=平穏さ)といった発想が欠けがちです。そうした自分にない視点を身をもって教えてくれる人がいると落ち着きます。

参考:ソシオニクスの「超イド」ブロックとは? - ブログ

 

また、LIIのモデルAについてもっと知りたい人は:

 

次回はSLE(ESTP)です。

 

*1:各要素の解釈は、過去記事のソシオニクスの8心理機能解釈をまとめた。 - ブログから選んでいます。