いざよいブログ

MBTIと混同されているソシオニクスの誤解を解くためのブログ。

繊細なカリスマEIE(ENFJ)の性格の特徴を解説するよ。

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ソシオニクス全16タイプの基礎的な特徴を解説していきます。第7回目はEIE(ENFJ)です。そういえば前回の記事でちょうど100記事目だったようです。今後とも好き勝手にやっていきますので、よろしくお願いいたします。

第1回は:

 

EIEはMBTIのENFJに相当するソシオニクスの1タイプで、Ethical-Intuitive-Extravert(倫理的で直観的な外向型)の略称です。

 

 

EIE(ENFJ)の基本性格

EIEには感情を深く理解する力があり、他人の様子を敏感に感じとります。EIEの感情は、芸術的で、高尚で、ロマンティックです。EIEは感情表現が上手で、芝居がかった言い方と断定的な言い方を使い分けます。EIEは、下品さがなく、人を刺激しない、礼儀正しいコミュニケーションをしようとします。

EIEは今にも起こりそうな危険を人々に警告します。EIEは、悪くなる可能性がある成り行きに対する嗅覚が優れていて、あらかじめ対策をして、代わりになるような生き方や選択肢について考えます。神秘的な現象に関する話題に興味をもちます。1人で過ごしたり、人生の意味や過去や未来のことをじっくり考えたりするのが大好きです。グローバルで一般化されている見方で問題を考えます。

仕事場では、EIEの目標は他の人の働く気力を出させることですが、具体的なことや細かいことの理解は他の人に任せます。興味をもった話題や分野についての情報を集めて整理する傾向がありますが、すでに学んだことに立ち戻ることは滅多にありません。大きな問題に取り組もうとしますが、失敗に陥ると苦労します。1つあるいは複数の進行中の計画に夢中になって、栄養や休憩をとるのを忘れてしまうかもしれません。

EIEは、自分で食べていかねばならないことについて疑問と不安を感じ、苦悩します。EIEは自分の体調を管理できず、悪い習慣をやめるのも難しいです。褒められても信じられません。貴族っぽさを強調した服か質素な服を着ます。食べ物については、真逆の味のするものを混ぜる傾向があります。

出典:EIE Profile by Gulenko - Wikisocion

EIE(ENFJ)と他タイプの間柄

EIEの間柄はどうなっているのでしょうか。何度もおさらいすることですが、間柄には全部で14種類あり、うち対称な間柄が12種類、非対称な間柄が2種類です。そして無条件に相性が良い/悪いというような間柄はありません。

参考:「相性」という言葉が見えなくするもの - ブログ

EIE(ENFJ)から見たタイプ
 同一関係
EIE
双対関係
LSI
活性化関係
SLE
鏡像関係
IEI
同属関係
ESE
準双対関係
LII
先生(恩恵関係)
ILE
監督(監督関係)
SEI
超自我関係
LSE
消火関係
EII
準同一関係
IEE
衝突関係
SLI
協力関係
LIE
幻想関係
ESI
生徒(恩恵関係)
SEE
選手(監督関係)
ILI

 

LSIとの双対関係はこちらも参考にしてください:

 

EIE(ENFJ)のモデルA

次はEIEのモデルAとモデルAから導かれるIEIの特徴を取り上げます。

参考:ソシオニクス入門②~モデルA~ - ブログ

以下は、EIEのモデルAの図です。色の濃淡が、その機能の強さ/使いやすさをあらわしています。たとえば、自我のNiやFeは、超自我のSiやTeよりも強くはたらくということです。

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EIEの自我(意識・重視・得意)

さて、自我の機能は、意識していて価値を感じ、さらには得意である機能です。個性やアイデンティティ、追いかけたい理想、本当にやりたいことなどに関わっています。

EIEの自我はFeとNiからできています。このFeとNiは、未来を予測することで激しい感情を解放する(Fe=激しい情動、Ni=予測*1)、結果を先読みすることで人々と協力しあう(Fe=協力、Ni=結果)…などと解釈することができます。EIEには「指導者」や「教師」というあだ名がついていますが、まさにこの自我FeとNiにぴったりでしょう。

参考:ソシオニクスの「自我」ブロックとは? - ブログ

EIEのイド(無意識・軽視・得意)

イドの機能は、無意識であり価値を感じていないけれども得意としている機能です。原動力、危険から身を守る力、動物的な本能みたいなものです。イドに背き続ければ自らを危険にさらすことになりますが、イドばかりを積極的に使うのは理性的ではないと思います。

EIEのイドはNeとFiです。EIEは、その感情の本質は何か(Ne=本質、Fi=個人的な感情)、あるいは、どういう人なら味方にできそうか(Ne=可能性、Fi=関係性)を無意識のうちに把握しているということになります。その感情の本質からズレたことはしたくなく、見込みのない人を巻き込みたくはありませんが、極力無視しようとします。

参考:ソシオニクスの「イド」ブロックとは? - ブログ

EIEの超自我(意識・軽視・苦手)

超自我の機能は、価値を感じないし苦手だけれども意識している機能です。そこから超自我は、守らなければいけない社会規範として意識されます。一方で褒められると社会の一員として認められたようで嬉しくなります。

EIEの超自我はSiとTeです。EIEは、効率化が生活の質をどう変えるのか(Si=生活の質、Te=効率)、あるいは、このメカニズムならどういう満足を得られる(Si=満足、Te=メカニズム)などという視点をもつのが苦手なのですが、同時に社会でやっていくためにはなんとしてでも理解しなければならない視点であるとも思っているということになります。

参考:ソシオニクスの「超自我」ブロックとは? - ブログ

EIEの超イド(無意識・重視・苦手)

最後に超イドの機能は、無意識で苦手だけれども重視している機能です。自分に欠けている視点なので他人に教えてもらいたいと期待するのですが、教えてもらったことは何でも鵜呑みにする上、満たされないときには他人のせいにします。

EIEの超イドはTiとSeです。EIEには、影響を与えることで分析の精度を高める(Ti=分析、Se=影響、)とか、性質を捉えることで物事を構造化していく(Ti=構造、Se=性質)といった発想に至らないことが多いです。そうした自分にない視点を身をもって教えてくれる人がまわりにいれば、リラックスできることでしょう。

参考:ソシオニクスの「超イド」ブロックとは? - ブログ

 

EIEのモデルAはこちらも: 

 

 

*1:各要素の解釈は、過去記事のソシオニクスの8心理機能解釈をまとめた。 - ブログから選びました。