モデルAの機能だけでタイプを表現する。⑮~SEE(ESFP)~

ソシオニクス

最終更新日:2019/11/05 モデルAの機能だけでタイプを表現するシリーズも、今回を含めて残り2回です。今回は前回、前々回のILE(ENTP)、IEE(ENFP)と同じ外向型・非合理型のタイプであるSEE(ESFP)をまとめていきます。

周りの友人は皆就職や結婚で順調に落ち着いていっている感じがします。一方私は、青春を取り戻そうとするかのように「バイクを乗り回したい」「チャラつきたい」「飲み会をしまくりたい」などとぼやく毎日です。私の中の稚拙なSeのイメージと憧憬がここにはあります。SEEは、そんなSeを①主導する機能に持ちます。

 前回:

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SEE、ESFp(MBTI表記:ESFP)

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①主導する機能:Se(外向感覚)

活発に行動したり交流したりしている人々といると気楽さを感じます。人を組織し、必要に応じて動かし、特定の目標へと方向づけることができます。他者に服従したりさらに貢献したりも好きですが、それはより効率的に「物事を起こす」ことができるからなのです。

自分の周りで生じている縄張り争いや対立に敏感です。他人から攻撃的あるいは敵対的な方法で動かされそうになったり何かをさせられそうになったりすると、即座に自分も敵対します。人々がお互いに操作しようとしていたり何らかの目的をもって自分を組織化しようとしていたりするとすぐに察知します。また、自分の目的を達成するために自主的に攻撃をしかけることもあります。

自分が何をして、何を着て、何を食べて、何に似ていて…などをすべて自分で決めたいと思っており、他人に決められそうになると憤慨します。しかし、自分がもっとも目立てるのであれば、他者の考えやアドバイスや発想も喜んで取り入れます。

困難な状況で自分の意志を試すのを楽しみます。人生を逆境と困難にみちた険しい道のりとして捉え、切り抜けて打破しなければならないものと考えています。

②創造する機能:Fi(内向感情)

人間関係を感じ取ったり、作ったり、維持したりすることがとても得意です。しかし、このような関係は固定的なものというよりは、むしろ状況に応じて変わる流動的なものだと思うことがよくあります。このタイプの人たちは、自分の①主導する機能の認識という文脈で、他の人たちとの関係を作ることに焦点をあてようとします。

好意や受容を表現することで、人との間に親密さや関係を築くことが簡単にできます。

しかし、その場で表現された感情は、変わらぬ(個人的な)感情を表現しているというよりは、むしろ状況によって変わるものです。仮に自分の気分や場の状況が変わったら、即座にその感情の「栓を閉めて」、親密な関係を築いた相手のことも忘れてしまうかもしれません。

③規範の機能:Ne(外向直観)

他人の動機や意図や能力がよくわからないので、わかりやすい指示や任務を与えてそれを果たせるかどうかで他人の意図や能力を判断することを好みます。

直接経験したことのないことについての情報と同じように、あらゆる予測不可能な奇抜なふるまいや発展に対しては、不信と懐疑を表立って表現する傾向にあります。しかし、新しい物事に直接対処する機会が一定期間設けられそれに慣れてしまえば、不信にみちた態度は見せなくなります。この人たちは、物事に直接関与できるときには瞬時に適応できるのです。その一方で、しばらく先の未来のことを言われたり、「いつか役に立つかもよ」といって無秩序に情報を与えられたりするだけで、どうしたらいいかわからなくなってしまうのも彼らなのです。

彼らは、何が「一般的に」そして自分の興味に影響しない領域において待ち受けているのかよりも、近い将来、自分の目に見える範囲で何が起ころうとしているのかを知りたがります。

他人がはっきりしない理由で遅刻したり独自的で予測不可能なふるまいをしたりするときに、特に怒りを覚えます。宙に浮いている感じ、未来が不確定である感じがするので、行動指向の人々には耐えられないのです。

④脆弱な機能:Ti(内向思考)

理論的な知識という根拠を完全に拒絶するかあるいは鵜呑みにしてしまうかの両極端ですが、そういった根拠やそれに対する自分の執着については明らかにすることを好みません。

自分が取り扱う理論的なカテゴリーの数を制限するのを好みます。また、最終的に自分の経験から自分にとって必要であると判明するまでは、新しい用語やシステム、規則を、恣意的で不要なものであると見なす傾向があります。

時間を与えられればはっきりと自分の価値観を表現することはできるかもしれません。しかし、自分の価値観に食って掛かったり、議論や論争に引き込もうとしたりする人を対処する術を持っていません。こういうわけで、自分の考えが正しく徹底的に支持できるものだと強く確信できるまでは、議論を挑んでくる人に対して、新しい決定や意見をなかなか公表したがらないのです。

⑤暗示される機能:Ni(内向直観)

現在の流れが行き着く先を予測したり、行動を起こすか起こすまいかのタイミングを見計らったりする能力に自信のある人を魅力的だと思います。このタイプは衝動的ですが同時に衝動に任せすぎないようにもしたいのです。しかしその手の能力には自信がないので、だからこそ、どこまでやるべきなのかとか、いつやめるべきなのかなど、引き際をよくわかっている人々には畏敬の念を抱き、仲良くなりたいと強く思います。

また、自分の人生に、身体を超えた素晴らしい意味を感じたいと強く思っており、自分に生の輝きを見せてくれる人との関わりを楽しみます。

⑥動員する機能:Te(外向思考)

個人的に関心があることや、自分をより効率的で生産的にしてくれることについての事実的な知識を集めることに熱中します。しかし、正しい情報を発見したり選択したりする自分の能力に確信が持てないため、その分野において能力がありそうで、自分を安心させてくれる人に魅了されます。

⑦無視された機能:Si(内向感覚)

自分の身体の状態と自分の感覚の質を評価するのは非常に得意ですが、世界を体験したり世界と関わったりといった、外へと向かう行動を優先します。外の世界でやるべきことがあるというのに、頑なに心の平和や安定に目を向ける人にはいらいらします。このタイプ曰く、自分の感覚を探究することは、自分のプライベートな時間の内でやるべきことであり、公共の場では、最初にすべて評価することなく、その場の状況に接したり溶け込んだり、あるいは舵をとったりする覚悟をしておくべきなのです。

⑧証明する機能:Fe(外向感情)

ワイワイと冗談を言い合うような良い雰囲気をみんなが楽しんでいるという状況をありがたいと感じます。そしてそういう雰囲気を作り出すのも非常に上手です。しかし、良い雰囲気作りは最優先事項ではないと考えていますし、また、そういう雰囲気を維持したり必要としたりする人々を積極的に求めているわけでもありません。そういったことにあまりに集中しすぎている人を見ると、このタイプの人たちは「やりすぎ」だと思うのです。

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所感

③規範のNeが興味深かったです。慣れるための時間さえくれれば容易に適応できるという部分から、「自分でやってみる」ことの大事さを感じました。私は特に「自分でやってみる」ことをしないので。

同時に、どんな状況にでも適応できるということは、劣悪な環境にでも適応できてしまうということですから、Niによって方向付けしてあげる必要があるのかなと思いました。「それ以上やるとまずいよ」と教えてあげるというか。やっとNiの現実的な使い道が見えてきた気がします!(笑)

 

SEE(ESFP)の基本的な性格の特徴は:

 

2019/11/05:訳を修正しました。

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