モデルAの第8機能「証明する機能」とは?4つの特徴を紹介。

ソシオニクス
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ソシオニクスのモデルAについて解説をしています。今日はモデルAの8つ目の機能で、正しさを証明したり身を守ったりする、証明する機能を紹介します。

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モデルAの第8機能「証明する機能」とは?

証明する機能は、モデルAの8つ目の機能であり、イドブロックの2つ目の機能です。イドブロックについては以下。

「証明する機能」は、英語では”demonstrative function”といいます。似た言葉に「デモンストレーション」というのがあります。また、このほかにも、

  • 第8機能
  • 背景の機能

とも言われます。「背景」は英語では”background”です。

ちなみに当ブログでは、だいぶ前の記事になりますが「禁じられた機能」と呼んでいたこともあります。

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各タイプの証明する機能

ソシオタイプは全部で16つあり、タイプごとに証明する機能の種類(※8つの要素のことです!)が異なります。

証明する機能の一覧は以下です。

タイプ証明する機能の要素
ESE、LSE外向感覚(Se)
LSI、ESI内向感覚(Si)
EIE、LIE外向直観(Ne)
LII、EII内向直観(Ni)
SEE、IEE外向感情(Fe)
SEI、IEI内向感情(Fi)
ILE、SLE外向思考(Te)
ILI、SLI内向思考(Ti)

各要素については、以下の記事でざっくり説明をしています。

証明する機能の特徴

証明する機能の特徴について見ていきましょう。

証明する機能は、実際に証拠を見せて証明する!

証明する機能の仕事は、「デモ(デモンストレーション)」することです。この「デモ」ですが、一体どういう意味かというと、実際に見せて証明することです。

まずは「デモ」という言葉のイメージを掴むところからいきましょう。真っ先に思い浮かべるのは「デモ活動」でしょうか。「デモ活動」は大勢の人の集まりを実際に見せることで、「私たちはこんなに反対しているのだ」などと証明する活動のことです(多分)。「デモ販売」というのもありますね。これは実際に道具などを使って見せ、「この包丁はこんなにスッと切れるんです」ということを証明する販売のことです。このように「デモ」とは、実際の様子をその証拠として見せ、それによって自分の正しさを証明することです。

証明する機能も、「デモ」つまり実際に証拠を見せることによって、自分の言い分が正しいことを証明します。基本的には、創造する機能(第2機能)の正しさの証明をするときに使われますFunctions – Wikisocion

(…)証明する機能は、(…)、外界と接しようと集中しているときには、証明する機能の情報を生産して自分の創造する機能を支えます。

Functions – Wikisocion

創造する機能は、問題解決のために外の世界と関わる機能でした。創造する機能によって何か行動しようとするとき、その行動の裏付けをしているのがまさに証明する機能なんです。

また、もっとも苦手な機能である自らの脆弱な機能(第4機能)を弁護することもありますFunctions – Wikisocion

脆弱な機能はあまりに弱い機能なので、正しい判断ができているか自信が持てません。そのため、証明する機能によって裏付けようとするのです。

ちなみに証明する機能の使い方は、オリジナリティあふれるものになることが多いようです。

ただ自分の創造する機能の見方が正しいことを証明するためだけに、この機能はあえて慣習に逆らうような使い方をよくします。

Functions – Wikisocion

実際の証拠を見せて自分が正しいことをわかってもらうこと、これこそが証明する機能の仕事なわけですから、変わった使い方で人にインパクトを残すことは必要です。

あなたが包丁の売り子をすると想像してみてください。「この包丁、切れ味がすごいんですよ!」と言葉で言われたって、正直「ホンマかいな」ですよね。だから大抵売り子は、実際に切って見せるデモ販売をします。それでやっと「切れ味は悪くないな」と思わせられます。しかし野菜を切るだけでは「確かに切れ味は悪くないけど、別に普通じゃないの?」と疑われかねません。ここでオリジナリティが求められます。普段は切らないような斬新な●●を切って見せましょう。たとえば野菜を切ろうとしたら、うっかりまな板とテーブルも切っちゃうとかです。こうしてやっと「この包丁の切れ味は確かにすごい、この売り子さんの言ってることは本当だ!」とわかってもらえます。

証明する機能も同じです。自分の正しさをよりはっきりと証明するためには、慣習に逆らうようなインパクトのある方法をとることが求められるのです。

ちなみに証明する機能は、創造する機能をサブタイプにもつ人のほうが激しくあらわされるらしいです。

証明する機能は、世界観を形成する土台の機能!

証明する機能は、実際に証拠を見せることで自分の言い分の正しさを裏付けます。それができるのは、この機能がその人の土台となる世界観を担っているものだからです。

(…)この証明する機能はその人の世界観において重要な役割を担っています。

Functions – Wikisocion

実際、証明する機能は、とても強くて自信のある機能であり、主導する機能(第1機能)とほぼ同じくらい上手に使うことができます。

主導する機能と同じように、証明する機能は幼少期から当たり前のように使われており、様々な情報を集めたり生み出したりしてきました。そうやって長い時間を経て、証明する機能はその人の世界観を形づくってきたのです。だから人が何か行動したり考えたりするときには、いつも背景には証明する機能の世界観が広がっており、土台として、全ての行動や考えを支えています(「背景の機能」と呼ばれるのはこういう理由でしょう)。

ところでこんな土台としての証明する機能が、問題にぶつかったらどうなるでしょうか。

この機能について問題にぶつかったときは、この機能は自分の世界観のきわめて重大な役割を果たしているわけですから、問題を正さなければいけなくなります。

Functions – Wikisocion

証明する機能は問題にぶつかったら真っ先に気づき、なんとしてでも対処しようとします。証明する機能はその人の世界観であって、あらゆる行動や考えの土台です。もしこの土台が崩れてしまったら…と想像してみてください。何にも正しいと思えなくなったり、行動や考えに統一感がなくなったりするかもしれません。証明する機能は、問題を放っておくわけにはいかないのです。

証明する機能は、わかりきった大大大前提!

証明する機能はその人の世界観を担う強い機能ではあるものの、あまり表に現れることは多くありません。

証明する機能は、(主導する機能の次に)簡単に使える機能でありながら、まばらに現れることが多いです。

Functions – Wikisocion

普段は時々ポツポツと現れるだけです。証明する機能は土台となる世界観ですが、土台だからこそ目立たないのでしょう。それはその人にとってはあまりにも当たり前すぎることでありわかりきった大大大前提だからです。

さらにこのように証明する機能の情報は当たり前すぎること・わかりきったことなので、わざわざ注目する価値も感じられず、真面目に受け止めません

(…)他の誰かから証明する機能の要素に関して情報を与えられても、それをわかりきった情報であり必死になるほど重要なものではないとみなしがちです。

Functions – Wikisocion

誰かに証明する機能へ情報を与えられても「見たらわかるじゃん」とか「当たり前でしょ」…下手したら「フーン。だから何?」くらいの感想しか持てないかもしれないですね。

また、自分自身も証明する機能の要素に関して話すのを嫌がります。

強い機能であるにも関わらず、このアスペクトについての活発な議論は、その人が強い価値を置いているアスペクトへ話の流れを変えたいという願いにより、どんなものであれ拒絶されます。

Model A – Wikisocion

証明する機能についての話題はどんなものであれ拒絶し、もっと価値のある話題へ話を変えようとします(後述しますが、これには双対を守る効果があります)。

一方プライベートな場面では、証明する機能は頻繁に使われます。しかしここでも真面目には受け止めておらず、ふざけたりからかったりする目的で使います。

人はこの要素を、主にある種のお遊びとして使ったり、深刻に捉えすぎていると思った人たちをバカにするために使ったりします。

Functions – Wikisocion

証明する機能でバカにすると、一部の人はきっと気が楽になります。ただバカにされて怒る人もいますから、やはり使いどころは弁えてプライベートな場面に抑えておくべき機能なのでしょう。

証明する機能は、自ら動いて双対の身を守る!

最後にいちばん大事な特徴を紹介して終わりましょう。証明する機能は、無視された機能と同じく、自分や周りの人の身を守る役目があります。

しかし無視された機能と違うのは、無視された機能が危険を「警告」するのに対し、証明する機能は余計な言葉を発しません。

証明する機能は、自分やパートナーにとって有害な方向へ状況が進まないようにするために使われるもう1つの強い機能です。無視された機能とは対照的に、証明する機能は、潜在的な結果について仲間に警告をするのではなく、余分な言葉なしに、会話や状況の有害な進展を防ぐための手を打ちます。

Model A – Wikisocion

川遊び中でいずれ溺れそうな子どもがいるとします。無視された機能によってこの危険を察知した人なら、「危ないよ!戻っておいで!」というふうに声をかけるでしょう。一方、証明する機能によって危険を察知した人は、自ら動いて、その子が川から遠ざかるよううまーく仕向けることでしょう。

この特徴のために、証明する機能は双対関係の相手(双対)を助けることができます。

証明する機能は、双対の脆弱な機能と一致しており、双対の脆弱な機能が見逃している危険に目ざとく気づきます。

脆弱な機能は、苦手意識も警戒心も強い機能です。双対以外のタイプでは、その人の脆弱な機能の危険に気づいたとして、守ってやるまではできないでしょう。言葉で危険を伝えても理解してくれないし、それどころか悪意と誤解して勝手に怒りだすし、かなり厄介だからです。脆弱な機能を守るには、こちらが舵をとって、警戒されないよううまーく危険から引き離さなければいけません。それができるのは双対の証明する機能だけというわけです。

さらに、証明する機能が話題を変えたがると言いましたが、これも双対を守る効果があります。

証明する機能のアスペクトは、双対の脆弱な機能のアスペクトと一致するので、このような方法で双対はお互いに望まない情報の流入を止め、お互いの脆弱な機能をかばってあげるのです。自分や親密な人たちに不利な行動はなんでも、この証明する機能が断固としてはねのけます。

Model A – Wikisocion

脆弱な機能はとても脆いです。証明する機能は断固として話題を変えることで、双対の脆弱な機能が下手に情報を受け取らないよう守るのです。

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