いざよいブログ

MBTIと混同されているソシオニクスの誤解を解くためのブログ。

第5機能、暗示される機能

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ソシオニクスでかなり重要な役割を果たす、超イドの機能が、この暗示される機能です。私は盲点の機能と呼んでいます。MBTIの劣等機能と一致しますが、ただ劣等機能はストレス下で暴走するという特徴を持つのに対し、暗示される機能にはそういう説明は見かけません。

 

さらに言えば、MBTIの文献では「意識的に劣等機能を使ってみよう」というエクササイズを奨励(?)していますが、ソシオニクスの説明は「そんなことしても疲れる、双対のパートナー探したほうが効率的だよ」と読めなくもありません。まあ余談はこの辺にしておきます。

超イドブロック:

暗示的な機能

暗示される機能suggestive functionは、双対を求める機能dual-seeking functionや第5機能fifth functionとも呼ばれます。人はこの要素に圧倒されるのは難しいとわかります。それは、自分の①主導する機能の活動を完全に補ってくれて駆り立ててくれるものだからです。日常生活で暗示される機能があらわれればあらわれるほど、自然に順応するようになります。この手の情報は容易に楽しむことができ、その情報が持続的に与えられることには心理的に落ち着く作用があります。自分の環境にこうした情報が欠乏しているときには、自分で供給しようとするかもしれませんが、すぐに疲れてしまいます。⑥動員する機能とは異なり、他の人から集中的に長々と与えられるのは良いこととして受け取られます(個々の双対関係のレベルにもいくらか左右されますが)。

日常生活ではこの機能を使おうと深く集中し、いつも、この現実のアスペクトを通じて環境から情報を受け取り、その情報をかみしめようとします。これは、暗示される機能が①主導する機能を補完するものだからであり、これのおかげで自我の追求について理解するだけではなく、その追求に満足することもできるのです。

 

暗示される機能は、モデルAの中で最も弱い機能のうちの1つです。この暗示される機能から受け取られた情報は、あまり批判的に考えられることもなければ、自分自身で評価されることもなく、そういう意味で④脆弱な機能に似ています。しかし、④脆弱な機能とは対照的に、この暗示される機能のアスペクトにかかわる情報が伝えられても、拒絶したり不快や疲労を感じたりすることがなく、逆にこの情報に対して感謝と信頼の気持ちが沸き起こり、とても価値ある重要なものとみなします。にもかかわらず、人はたいていこの暗示される機能に対してはいくらか受動的な態度をとります。他の人がそのニーズを満たしてくれることを期待しています。人がこの機能を論じるときの決まり言葉はたいてい「傷つかなければ、それに気づかない」というものですが、一度問題が生じるとこのアスペクトについては例外的に他の人に依存するようになり、彼らのアドバイスや指示を受け入れます。これはサブタイプが①主導する機能である人々にもっとも顕著な特徴です。

この暗示される機能は、他者からの批判には、たとえ厳しいものであっても十分に寛容であり、愛情や思いやりの証だとすら思います。①主導する機能をサブタイプに持つ人々だと、比較的気にしたり傷ついたりしやすいです。

不活性な①主導する機能の意向に少しばかり合わせる形で、この暗示される機能に影響を与えてやると、その人の心の状態と世界の見方が変わります。しかし、このアスペクトにおいて自分自身に影響を与えるためには弱い力しか持っておらず、通常は双対になる人々にやってもらう形になります。

 

次回: