モデルAの「超イド」ブロックとは?4つの特徴を紹介するよ。

ソシオニクス
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ソシオニクスの各タイプは、モデルAという構造をもちます。モデルAは4ブロックからできていますが、今回は、もっとも超イドブロックSuper-Id blockについて説明します。

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モデルAの「超イド」ブロックとは?

超イドブロックとは、上のモデルAの図で赤く囲まれている下から2番目の行のことです。この超イドブロックは、意識/無意識の区分でいえば無意識にあたり、第5機能の暗示される機能と、第6機能の動員する機能からなります。

また、この超イドブロックの「モットー」として、「ふれあいたい・みんなと仲良くなりたい・知識がほしいと渇望すること、価値がわからないこと、単純化しすぎること、自制できないこと、心の余裕がないこと、他者と同一化すること」Model A – Wikisocionなどが挙げられます。

超イドブロックがとらえる情報

それぞれのブロックは、それぞれ違う役割をもち、違う情報をとらえます。超イドブロックは、自分に欠けているものの見方で、人の助けなしではボンヤリとしか現実を把握することができません。しかし同じように苦手である超自我ブロックと違うのは、超イドブロックが受け取る情報は、気晴らしのための娯楽だということです。 

人は、超イドへの直接的な助けをありがたいと思い、これに関するタスクについては、他人に任せるのが最善の雑用とみなしながら、同時に頻繁に行う気晴らしとも思っています。自分の人生には何かが欠けていると感じるとき、人は超イドの機能を使おうとするのですが、わずかな効果しかありません。しばしばやりすぎてしまうし、たいてい十分に発達していないからです。

Functions – Wikisocion

超イドブロックを使って得られる情報は、とても楽しいです。ただどうしても、自分の使命(自我)や果たすべき規範(超自我)、危険から身を守ること(イド)に比べると、優先度は低くなってしまうのですが…。

そして、超イドブロックというと思い出すのが、シェル・シルヴァスタインの『ぼくを探しに』という絵本です。私は中学生の頃に学級文庫にあったのを見かけてたまたま読んだのですが、大人から子どもまで楽しめる、めちゃめちゃ良い絵本です。

どんなあらすじかと言うと。この「ぼく」は、欠けたピースを探して旅をします。ぴったりはまるピースがないもんかなと思いながら、大きすぎるピースとか小さすぎるピースとかに出会うたびに、どんなものでも合体を試み、お別れをしていきます。そして最終的には、欠けたピースを探す過程自体が楽しいのだとわかるのです。

超イドブロックは、自分に欠けている部分ですから、上の「ぼく」が探している欠けたピースは、ソシオニクス的に説明すれば、超イドブロックの情報のことと考えてもよさそうです。

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超イドブロックの特徴

超イドブロックは、どんな情報でもほしがる!

超イドブロックは楽しいので、どんな情報でも、与えられればたやすく飛びつきます。それは、目の前にあるものをなんでも口に入れてしまう子どもみたいなもので、超イドブロックが未熟であることのあらわれでもあります。

超イドブロックは、時々ソシオニクスの文献の中で「子どものブロック」と呼ばれるのですが、なぜならこれは弱くて無意識な機能のブロックであり、このブロックに関する行動は積極的、理性的に目的を持っておこなうのは難しいからです。

Model A – Wikisocion

超イドブロックは、未熟な上に意識的に使うことができないので、とりあえず反射的に吸収してしまうのです。自分から情報を吟味したり上手に選択したりすることは期待できません。子どもが、口に入れていいものと口に入れたらいけないものを見分けられないのと同じで、超イドブロックは、情報を自分で見極めることができないのです。

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また、超イドブロックは、情報が足りなくなると、他人に情報をどんどん生み出すよううながすこともあります。

人はほとんどの場合、このブロックにおける情報の「消費者」であり、他者からのどんな関連した情報でもたやすく吸収し、さらにこうした情報を生産するよう他の人を刺激することもあります(…)

Model A – Wikisocion

これも、超イドブロックが「子ども」と言われる所以でしょう。子どもは身近な大人にごはんやおやつを調達してもらいますよね。それと同じで、超イドブロックも、他の人に情報を調達してもらわないといけないのです。

超イドブロックは、他の人に「おまかせ」する!

超イドブロックの情報を、誰かに調達してもらわなければいけないのは、自分では本当に欲しい情報を見極められないからです。さらに先にも言った通り、超イドブロックは自分の中ではどうしても優先度が低くなってしまいます。

このために、超イドブロックの情報に関することは、その手のことに詳しい人に「おまかせ」しています。

一般に、人は超イドブロックの側面について広範なアドバイスと支えを必要とし、通常はこれらの情報の側面を自我ブロックとして持っている人たちから受け取ります。超イドブロックに関して自力で考えて一人で問題を解決できるほど、人は「暇ではない」し、自分の望みやニーズも理解できていません。こうして、人はこれらのアスペクトに関しては、たいていパートナーを含め、他の人にたくさんの自由を与えることになります。

Model A – Wikisocion

どっちにしろ自分では情報を見極めることができないし、「自分のニーズにあまり自覚がない」(同上)のです。だから、相手が自由に好きなようにやっても許せるのです。

また子どもの比喩をあげると、上で挙げた子どもは出されればなんでも食べてしまう子でした。だから「今日の夕飯はカレーだからね」なんて勝手に決められても、「カレーはいやや!!もつ煮が食べたいんや!!」なんて文句は言わないのです。

一方、悪く言えば、人まかせ・丸投げということになります。

超イドブロックは、犠牲になりやすい!

このように超イドブロックは、良い情報でも悪い情報でも何でも吸収してしまい、かつ人まかせにするのですが、これは「他者から聞いた論拠や評価を信用しすぎてしまう」Model A – Wikisocionということでもあります。超イドブロックはあまりに無力なのです。そのため、とっても騙されやすく、また被害をこうむりやすいです。

上の子どもは、確かに夕飯はなんでもよかったし、出されれば本当になんでも食べるのです。しかし「なんでも食べる」ということは、極端な話、腐っていようが毒が入っていようが食べ物じゃなかろうが食べてしまうということなのです。

このような場面で、自分を守ってもらったり支えてもらったり、自分の本当に欲しい情報を与えてもらったりできないまま、被害を被ってしまったときには、人や社会を恨むようになります。

超イドブロックにおいては、ある種の被害者感、犠牲者的なふるまい、そして外的な規則や統制へのニーズが観測できます。これらのアスペクトにおいて支えや質の高いポジティブなアドバイスを受け取れず、自身の⑤暗示される機能と⑥動員する機能(超イド)の無能さを経験したときには、「人のせいだ」という感情が芽生えます。この場合、自分の期待にこたえてくれないと周囲の人間を責め、社会から引きこもって、全ての責任を他者に押し付け始めます。

Model A – Wikisocion

上の子が、誤ってボタン電池を口にいれてしまったら、自分を守ってくれなかった大人を恨むことでしょう(もちろん比喩です!そして実際に誤飲したらただちに病院へ!!)。

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超イドブロックは、双対の支えを求めている…

超イドブロックは、他の人に情報を生み出すよう促すのだと説明しました。その方法とは、一言で言えば、同情を誘うことによってです。つまり、人は無意識に弱くてかわいそうな自分を見せることで、超イドブロックへの支えを引き出すのです。

その無力さや弱さゆえ、超イドブロックは、双対のタイプの自我ブロックをより精力的に活動させます。人は自力では自分の超イドを対処することができません。これらのアスペクトに関して面倒を見てもらったり気を配ってもらったりするほど、生命力やエネルギーが増大します。

Model A – Wikisocion

双対となるタイプの持つ自我ブロックは、子どもみたいな超イドブロックを積極的に助けてくれます。

双対とは:

また、冒頭でも言ったとおり、超イドブロックは良い気晴らしになりますから、双対のタイプの支えを得ながら超イドブロックを時々使えれば、人生はかなり楽しいものになります。

双対関係にあたるタイプがいるときだけは、批判を恐れずに子どもじみた超イドを解放することができます。

Functions – Wikisocion

双対関係にあたるタイプのそばでは、安心して超イドブロックを使うことができます。それは双対のそばで何かにチャレンジしてみることかもしれませんし、逆に子どものように甘えることかもしれません。それは双対のタイプが、安全を保障してくれるからこそできることなのです。

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双対なしに超イドブロックを満足させるのはかなり難しいことです。だから大切な双対のパートナーや友人や家族が既にいる方は、これからも大切にしましょう!また、そういった人がいなくても、焦って双対を探す必要はありません!また、双対だけどうまくいっていないなと感じている方は、ソシオニクスよりもご自身の感じ方を優先してください!!現実は、双対だからといって何もかもがうまくいくとは限らないからです。

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