双対関係カップルのすすめ③~SLEとIEIの愛の形~ | いざよいブログ
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双対関係カップルのすすめ③~SLEとIEIの愛の形~

双対関係のモデルA:SLEとIEI ソシオニクス

Meged&Ovcharov夫婦による「愛の形」という観点から、最高の相性・双対関係について紹介していきます。前回はESEとLIIでした。そして今回紹介するのは、SLEとIEI恋愛のあり方です。

8通りの愛(前半):

8通りの愛(後半): 

SLEとIEIの恋愛

SLEの恋愛

SLEは、LSIと同じで、ビクトリアアナリタという2つの愛を持ちます。しかしSLEは非合理型であるため、感情の領域ではよりリラックスした振る舞いを見せます。SLEはLSIに比べると外的な影響を受けやすいうえ決断に一貫性がなく、加えて外向型なので感情がころころ変わります。このためにSLEの感情はあまり長続きしないのですが。SLEにとっては感情的な利益よりも実際の利益のほうが上であるにもかかわらず、自分の感情を表現するときにはSLEはとても甘ったるくてロマンティックになるかもしれません。

SLEは自分の欲望を満たすということに関してはかなり主導力があります。大胆でアクティブです。成功のチャンスがあるとわかれば、まっさきに自分の好意を認めるでしょう。不幸なことにSLEは時々、願望を現実だと思ってしまうことがあります。しかしこのせいで引き下がることはありません。ビクトリアが新しい勝利へとひきつけ、アナリタが自分の選んだ相手に対しハイレベルすぎる要求をします。SLEはいつも、パートナーのことを自分をしょっちゅう失望させる犯人であると考え、自分のせいとは考えません。SLEはそういうパートナーからは後悔なく立ち去り、活発な外向型として新しい人を探しに向かいます。完璧なパートナーを探し疲れたら、仕事、特にキャリアや富の拡大、あるいはワインにおいて、慰めになるものを探します。

SLEはワンナイトラブを自制できないことが多いのですが、幸せな恋愛をしているときには忠実なパートナーになるでしょう。この場合、SLEはワンナイトラブのことを隠すために大いに努力しなければいけません。愛する人との喧嘩は、特に喧嘩中に恋人にとても愛されていると確信するときには、SLEの感情をリフレッシュさせていっそう強めます。SLEは恋人への同情を感じて穏やかになりながらも、恋人に勝ったという感情から幸せと自信を感じます。SLEは、気まぐれでむらっけがあって思わせぶりで、嫉妬心をかきたたせるけれども、SLEのことを他の誰よりも好きでいてくれるような人が好きです。大きな目標に向かっていない限り、理想の相手を見つけられないとSLEはドン・ファン(※プレイボーイ)になるでしょう。

IEIの恋愛

アガペーマニアという愛の形のため、IEIは恋愛において非常に理想主義的で、感受性を受けやすく、依存的になります。同じ愛の形をもつEIE同様、愛しい人の多くを許すことができます。IEIは内向型なので、行動は慎重ですし、感情も比較的穏やかです。そのおかげでIEIは癒しを与えられるパートナーになり、寛容さでは優れていないSLEの心をつかみます。EIEとLSIと同様、優勢なのは、理屈と感情の歩み寄りを探ることではなくむしろ権力と服従の問題であり、それが2人の情緒的な関係に強く反映されています。

IEIは、運命に頼る非合理型であり、EIEに比べて楽観的でのんきです。しかし、意志の弱さや気まぐれな性格のせいで、自分より強いパートナーのおもちゃになったり、はたまたあがくことが困難な状況の犠牲になったりすることがしょっちゅうです。それゆえ、IEIは無意識に自分の利益を守ってくれるような強い人格に惹かれます。IEIは十分に観察力が鋭く、ほかの人の感情の状態のことに関しては特にそうで、どうしたら恋人の感情を管理できるかをわかっており、服従したと思ったら突然抵抗して恋人の攻撃的なところを飼いならします。

IEIが恋に落ちると、長いこと続きます。IEIの愛は優しく詩的で、自己犠牲、忍耐強いです。IEIは、成功のチャンスがなかったとしても長い間待ち望むことができます。魅力が妄想に変わることがよくあります。IEIは好きになった相手を理想化する才能にとても秀でているので、IEIを失望させるのは困難です。IEIは多くの不快や屈辱を耐えることができ、多くを犠牲にしたり多くを受け入れたりできるのですが、互恵性への望みを失わないだけなのです。

新たに理想の人があらわれ、その人が過去の人にとってかわることができるときにだけ、IEIの気をそらすことができます。IEIがこのような理想の人に出会っていなければ、他の人たちと楽しく過ごしていたとしても、心の中では初恋のことを思い出すでしょう。IEIはその相手を思って悲しがり、愛する人の代わりを見つけることはできません。あからさまな実用主義や相手の完全な無関心さだけが、IEIの愛を殺します。

IEIの愛が互恵的なとき、IEIはやわらかで癒しを与えられる優しくて忠実なパートナーになります。しかし退屈すると、しばらくの間他の人たちに心を惹かれるでしょう。この際、必ずしも肉体的な裏切りをするとは限りません。しかしこれが恋人の嫉妬を引き起こすと、IEIはこれによって2人の感情をリフレッシュさせます。IEIの気まぐれと思い付きは喧嘩をもたらしますが、ほとんどの場合穏やかに仲直りして終わります。こうして、長いことIEIはSLEの興味を維持させることができます。ふさわしくない相手はこういうところは全く好きになれないかもしれませんし、完全に不快な結果しかもたらさないかもしれません。しかしSLEは、このようなゲームに興味をそそられ、IEIとしっかり結びつきます。

そのうえSLEはとげとげしく無礼なことがよくあるかもしれません。十分には気が利かないことが多く、その結果として寛容で甘いパートナーを大いに必要とします。IEIは十分に平和を愛していて悪い記憶や恨みは長いこと抱きません。IEIのやわらかさ、優しさ、そしてのどけさが、説教が我慢できず自分の弱さを理解し許してくれる人と関わっていたいというやや攻撃的な恋人をやわらげるのです。

 

恋愛にかぎらないSLEとIEIの双対関係は:

 

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