宵のつれづれシリーズは、仕事帰りの電車の中で読めるくらいの軽い記事を書きたいなということではじめたシリーズです。今回は第71回、このブログの役目です。
このブログの役目
そろそろぼちぼち恩恵関係の記事を書くため、ストラティエフスカヤの恩恵関係の記事を片っ端から読んでおります。
私が「タイプの関係」の記事を書くときはたいてい、ソシオニクス専門家のグレンコ大先生のフレームワークを、これまたソシオニクス専門家であるストラティエフスカヤ大先生のエピソードを参考にしながら咀嚼する。そんなイメージがあったりします。
そしてこの私の書き方自体が、なんとなく今読んでいる恩恵関係にすごくリンクしているような気がして、興味深いので、今回はその話をゆるくしたい。
恩恵関係の詳細は新記事をしばし待たれよ…ということで割愛しますけども、ざっくり解説しますね。
恩恵関係は非対象な関係で、自分の「先生」になるタイプと、自分の「生徒」になるタイプがあります。
どのタイプもそうなのですが、自分の「先生」のタイプの言うことに対しては非常に感銘を受け、必死に教えを受けようとします。
そして、自分の生徒のタイプに対しては、「君がこれからの未来を引っ張っていくんだぞ」と言わんばかりに(?)期待をかけ、教えを施します。
私はIEIなんですけど、IEIの場合だったら、先生・ESIから教えを受け、生徒・LIIへ教えを施しているという立ち位置になります。
そして噂によると…さっき名前を挙げたストラティエフスカヤはESI、グレンコはLIIらしいんですよね。
つまり、IEIのタイプである私の「先生」と「生徒」に一致している!
ソシオニクス専門家って実は他に何人もいるんです。ふつーに考えたら、ソシオニクス創始者のアウシュラ・アウグスティナヴィチューテとか、ソシオニクスで「論文」書いたりしてるアレクサンダー・ブカロフとかを取り上げた方がいいかもなと思うこともあります。
でも、それでも私はストラティエフスカヤとグレンコを選んでいました。もちろん単なる偶然の一致かもしれませんけどね。
ESIと言われているストラティエフスカヤの、(倫理と感覚によって観測され描写されたと思われる)ディテールに富み、時にグロテスクですらあるタイプ像!
そしてこれは私にとってとても興味深い情報で、もっと学びたい!!という気持ちをいつも突き動かされます。そうじゃなかったら、ストラティエフスカヤ読むための自分専用・謎マクロなんて組まないし、ロシア語だって別に勉強しなかったでしょう。もはや執念です。
同時に、LIIと言われているグレンコの(論理と直観により生み出されたと思われる)わかりやすく、洗練され、曖昧なところがなく、でも真新しい感じがする論理のシステム!
なかでもいちばん嬉しいのは、私でも理解できるところ。私はグレンコから大いにインスピレーションを受けています。この体系をもってすれば…つまりこういう形で私の頭の中も整理することができれば、私の「やりたいこと」もなんかいい感じになるんじゃないか…!?と期待をせずにはおれない感じ。
実際には先生も、自分も、そして自分の生徒も、それぞれが別のクアドラに属しているということで、目指すものは異なっており、失望することもあります。それでも恩恵関係は、異なるクアドラ同士の橋渡しとなる大事な関係です。
このブログ自体も、私の先生・ESIの読者に「生徒」としてインスピレーションを与え、そして私の生徒・LIIの読者には「先生」となんらかの学びを与えられたらいいなと思います。このブログの役目の1つは、きっとそれだろうなと思うので。