いざよいブログ

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双対関係カップルのすすめ⑤~SEEとILIの愛の形~

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シリーズ5回目です。前回はEIE(ENFJ)とLSI(ISTP)の双対関係の恋愛を紹介しました。今回も、愛の形の違いにフォーカスしながら、SEE(ESFP)ILI(INTJ)という双対関係恋愛をまとめていきます。

8つの愛の形(前半):

8つの愛の形(後半):

 

SEE(ESFP)とILI(INTJ)の恋愛

SEE(ESFP)の恋愛

SEEビクトリアストルゲという愛の形を持ち合わせています。この愛のために、SEEは、すぐに人に興味を抱いて関係をつくるような、横柄さと柔らかさを同時に兼ね備えた性格になります。ビクトリアという外向する愛が、勝利をどんどんおさめていく征服者という特徴をSEEにもたらし、それが強ければ強いほど、愛する人はSEEの感情的な圧力に抵抗しなくなります。

SEEは愛の物理的な側面をかなり重視しており、様々な性の感覚を必要とします。同時に、自分が選んだ相手とは、その選択が全体として自分を失望させるのでなければ、強く結び付くことができます。しかしSEEは、その傲慢な性質上すべては自分の思い通りになるべきだと思っていますから、いつも自分の選んだ人はやや不十分だと感じるでしょう。

SEEは自分の恋人を所有物だとみなして、ストルゲという優しい家族愛をもってかわいがり、誠実であり続けようとし他の何よりも恋人のことを好きでいます。浮気を決めたとしても、SEEにとっては些細なことです。今の人よりもすべての点で勝っている人が新たに現れない限りです。そうなってしまうとSEEは文字通り自分を見失い、もがき始め、同時にしかし別様に愛している2人の人間のあいだで引き裂かれるのを感じます。最終的には、自分にとっての一番の価値は何か考え、それを追求する上で有益で都合が良い方の相手を選びます。それは自分の自律性だったり、家族や子ども、住む場所、出世、本当の心地よさ、などかもしれません。

SEEは、優柔不断で批判的で、制圧し続けなければならないようなパートナーを必要とします。簡単に手に入ると寂しくなってきて、疑心暗鬼に陥ったり他の人に興味をもったりして、二股をかけ始めます。SEEはとても複雑でむらがあり、気持ちも行動も気まぐれな人です。SEEは愛しているうちはたくさんの幸せを与えることができますが、失望したり他のひとを好きになったりすると我慢ができなくなります。ILIの冷静な現実主義は、この常軌を逸した無分別なSEEを落ち着けて家族のもとへ帰らせ、自分の本分をわきまえさせます。しかしILIは急がせることなく節度をもってそっとこれを行うので、こういう場合SEEは反発するのが常なのですが、ILIは反発を引き起こさないのです。

 

 ILI(INTJ)の恋愛

アガペープラグマという形の愛をあわせもつILIは、とても安定した愛情を持つ人です。自己犠牲なところや常識的なところが、ILIの恋愛中のふるまいにバランスを与えます。また、ILIはやや気まぐれで頑固なのですが、そういう部分のために、彼の双対・SEEにはILIがとても興味深い《餌食》に映ります。ILIはすべてを疑いがちで、自分の感情さえも疑います。すべてはいつも正しくあらねばならないのです。このようなややこしいところのせいで、ILIはSEEの心を長いこと掴んで離しません。

SEEは極端になりがちですが、ILIはこういうところを嫌がらないし、やや突飛なSEEの軽はずみな行動を制止するために話をすることを厭わないので、お互いなかなか飽きることがありません。自己犠牲的なILIはSEEの自尊心を喜ばせます。SEEは感情面で優位でいなければならず、それのおかげで自分は特別で不可欠な存在なのだと自覚することができるのです。

ILIは健康な実用主義なので、恋人ともっとも有益な形で付き合う方法、そしてもっとも痛みの少ない形で別れる方法を見つけることができます。言葉と行動、そして忍耐強く待てるという才能で、ILIはSEEを引き留めておきます。ILIは賢くて才能があるので、SEEからのたくさんの要求にも合わせることができるのですが、だんだんとILIは、双対・SEEにとってまさになくてはならない存在になっていきます。

SEEは一面では《悪ノリ野郎》かもしれませんが、ILIはそういうところは掘り下げずに無視するか、単純に何にも気がつかないかです。極端な場合は、むかっとして説教し、すべてを元通りにします。ILIは恋人との情緒的・性的な関わりにおいても冷淡な態度をとることが多いです。このためにSEEは不安定にもなるのですが、ILIにウンザリすることはありません。もしウンザリしたとすれば、この2人の付き合いはもっと悲惨なことになっていたことでしょう。しかし、ILIの精神性と高潔さによって、SEEは良心の呵責にもだえ苦しみ、比較的長続きすることになります。

ILIの愛の形はアガペーであり、このために2人の関係は少しばかり高尚なものになります。ILIというタイプの実用主義のせいで、このことは初見でははっきりわからないのですが、長い間関わっていくとわかるようになります。ILIは洗練されていないことや下品なことに関しては我慢ができず、ILI自身は機転が利かないこともあるのですが、他の人々が自分を尊敬するようにさせることができます。このような人だから、SEEは興味をそそられ続けます。SEEは話すときには馴れ馴れしくしがちなのですが、それゆえ興味が続くのです。これに加えて、ILIは頑固になりやすいのですが、そのためにSEEは外交手腕を見せつけることができます。結果として、お互いがこの関係に退屈することはありません。

 

SEE(ESFP)とILI(INTJ)の恋愛に限らない双対関係は:

 

出典:РЕКОМЕНДАЦИИ ПО ГАРМОНИЗАЦИИ ОТНОШЕНИЙ НА УРОВНЕ ТИПОВ И ИХ АКЦЕНТОВ