「活性化関係」、オーバーヒート! | いざよいブログ
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「活性化関係」、オーバーヒート!

アイキャッチ:「活性化関係」、オーバーヒート! ソシオニクス

今回は活性化関係Activityを訳しました。元気が出るけど食べすぎると嫌気がさしてくる(個人の感想)ということでにんにくにしました。安直ですね。そういえば大阪ってラーメン二郎ないんですね。あと富士そばもない。日高屋も。どうでもいいか。

当記事は古い記事であるため、内容や訳の誤り等がある場合があります。当面はアーカイブとして残しておきますが、以下の新記事をご覧くださいますようお願いいたします。

活性化関係とは

モデルA

一方の①主導する機能、②創造する機能が、それぞれ他方の⑥動員する機能、⑤暗示される機能(盲点の機能)に対応します。

活性化関係のペア

  • ILE(ENTP) & ESE(ESFJ)
  • LII(INTP) & SEI(ISFJ)
  • SLE(ESTP) & EIE(ENFJ)
  • LSI(ISTP) & IEI(INFJ)
  • SEE(ESFP) & LIE(ENTJ)
  • ESI(ISFP) & ILI(INTJ)
  • EII(INFP) & SLI(ISTJ)
  • IEE(ENFP) & LSE(ESTJ)

※()内はMBTI表記

活性化関係①(by Bukalov, Boiko)

双対関係がお互いに精神的なストレスを和らげたり気分を落ち着かせたりするのだとすれば、活性化関係では事情が異なります。活性化関係の相手といると、お互いにやる気がみなぎってくるのです。活性化関係は、2人とも外向型か2人とも内向型で、かつ片方が合理型でもう片方が非合理型になる関係です。2人の活気が全体的に高まるのですが、この活性化の作用が強すぎるために、疲労やストレスが生じることがあります。相手からの情報はいつも完全に吸収できるわけではありません。そうした情報に無意識の機能(超イド?)は慣れていないので負担がかかりすぎるのです。こういうわけでコミュニケーションが長引くと2人とも疲れてしまいます。しばらく心理的に距離を置いて、休みをとらなければいけません。そうしたらまた関われるようになるでしょう。この活性化関係は、共通の活動に参加するにはとても良い関係です。双対関係とは違って活性化関係は同じ方向性をもっているのですが、お互いを消耗させてしまいかねないので家族になるのは理想的ではありません。

活性化関係②(by Gulenko)

あたたかい適応

会話は興味深いですが、コミュニケーションはあまり深くなりません。接点を持つことは簡単なのですが、関係が切れるのも同じくらい簡単です。長期にわたって相手のやっていることに注意を向ける努力が必要になります。議論したいという欲望はくじかれます。自分の見方を表現したあとは中立なトーンで会話が続きます。相手のことを深く知り始めると、対等な立場で相手と接するようになります。主導するのに慣れている側は、自分の要求を抑えるようになります。序列が下の側は、自分のコミュニケーションにおける地位が上昇したと感じます。この結果、コミュニケーションが多少ピリピリすることになります。

関係の2つの特徴

活性化関係では、共同で行う事業やプロジェクトの合理性を保つのが難しいのですが、それがなければ、2人は困惑したり支離滅裂な行動をしたりするようになってしまうでしょう。活性化関係は、たくさん言語的なコミュニケーションをとり、愛情表現をもっとオープンにそして積極的にする必要があります。かなり疲れることなのですが。

活性化関係は、激しい感情で満ち溢れます。2人は乱れに乱れ、落ち着かなくなります。この関係は、ビジネスの付き合いよりも、くだけた付き合いのほうが合っています。感情的に活性化されすぎるので、論理的な機能は抑制されます。

この関係は、感覚的なお世話をするところがあります。しかし、お世話をする側は同じようなお返しをしてもらうことや、自分の好みや望みに従ってもらうことを期待しています。仲の良い活性化関係であれば、自分たちの空間をかなり上手に育み保つことができます。

活性化関係の変動としては、一定のペースで緊張が高まっていった結果、感情が猛烈な勢いで放たれるのが特徴的です。活性化関係は、お互いが望んでいることを達成するのに全精力を使い、他の人の時間を考慮しないことがよくあります。

2人とも、自分の自立心や個性や目的を達成する能力を強調しようとします。時が経つと、相手に負担をかけすぎるのですが、この重荷を解くための策がとられなければ、爆発してしまうかもしれません。定期的にやり直すことになるのですが、それから元気を取り戻して、状況の立て直しに取り組みます。

仲良くやっていくアドバイス

活性化関係は、相手の中に、はけ口が必要なほどたくさんの感情的なエネルギーを呼び覚まします。活性化が強ければ強いほど、2人の活動領域には多くの人が集まります。相手には、自分の行動の動機・理由を説明する努力をするべきです。そうでなければ、誤解と非難が生じるでしょう。活性化関係においては、決まって片方がお世話係を引き受け、もう片方に対し、自分にはっきりとわかりやすく注意を払い、特別な利益を与えてくれることを要求します。

2人は時々、相手から離れて一人になるべきです。活性化が起こりすぎると感情面で疲れてしまい、もしかするとピリピリして関係が崩壊しかねないからです。強い活性化の作用のせいで、両者ともが2人の間の問題を脚色しすぎたり、早まって決断してしまったりするかもしれないということを覚えておきましょう。コミュニケーションをするときは、深刻な話題には触れないほうがいいです。この活性化関係は、明るくて楽しいやりとりをするときにもっとも安定します。人を家に誘ったり、カフェにでかけたり、様々な地域のイベントに参加したりしてみましょう。もっと時間を割いて、家事や育児をしたり、休みの予定をたてたりしましょう。

活性化関係③(by Gulenko, Molodtsev)

活性化関係は築くのがもっとも簡単な関係です。活性化関係では、コミュニケーションをするうえで困難を経験することがないのですが、2人にとっては愉快な驚きがあります。まるでお互いの気持ちを盛り上げ、お互いの活動を促進させるかのようです。こうしたふれあいは、特にサブタイプが合うときには、とても魅力的なものです。しかし、時間がたつと、活性化関係は「オーバーヒート」し、絶え間なく続く活性化に嫌気がさしてきます。こうなったら距離を置いたほうがいいです。そうすれば無事にもとに戻り、ふたたび活性化を経験できるでしょう。こうして、活性化関係は、鼓動のような性質をもちます。暇な時は、コミュニケーションの楽しさや容易さが貴重なものとして尊ばれるのですが、一緒に日々のタスクを終わらせるとなると、一転して問題が生じます。自分が負担を引き受けるかわりに、相手にアドバイスをし始めるのですが、これがお互いの弱い機能に打撃を与えます。これはどちらにとっても不愉快な経験になります。しかし、全体的にはこのアドバイスは役に立つものであって、軽く見るべきではありません。問題なのは、どうやって反応しようとも、弱い機能はそれ以上発達させることができないということなのです。

また、活性化関係は、相手が一番わかりやすいような方法では情報を伝えないのですが、ここにもこの関係の難しさがあります。一方が、曖昧すぎてよくわからない情報だと思っているとき、もう一方には、その情報はあまりに未熟で薄っぺらく基礎的だと思われています。これは合理型と非合理型の違いによって説明ができます。それでもなお、情報の全体的な内容はどちらも受け入れることができます。

活性化関係は、平日に毎日顔を合わせるのにはあまり適していません。なぜなら活性化関係では、最適な仕方で活力を与えることはできないからです。活性化関係は、休日に会って、余暇を一緒に過ごすのがベストです。活性化関係の相手と会う際にはお互いに双対のペアを呼ぶと、自分の双対は相手の双対と活性化関係同士になるため、やる気がみなぎってきて、陽気な雰囲気がうまれるのを経験できます。共通のタスクをこなすのは、相手の頼りなさと予測できなさのせいで難しいです。それぞれが、相手のことを考えることなく自分が一番いいと思った仕方で行動するかもしれません。事実、2人はどんなときでも相手に完全に頼ることはできません。「活性化」という用語は、内向型同士のほうがよくあてはまります。外向型同士は、むしろ鎮静作用や強い内向を経験するでしょう。

まとめ

  • 仲良くなるのはとても簡単で、一緒にいると楽しく、活力がみなぎってくる。
  • 時間がたつと活性化が強くなりすぎて、疲労やストレスがたまる。
  • 楽しいことをするようにして、疲れたらしばらく距離をとって休憩すべし。

私の活性化のパートナーはLSI(ISTP)になりますが、たしかにLSIはめちゃくちゃ話しやすいし仲良くなりやすい印象はあります。さらにアドバイスが不愉快な経験になるというのはちょっと心当たりがありますネ…。アドバイスは⑦無視された機能が大いにかかわっているのかなと思うのですが、活性化のパートナーの⑦は、自分の④脆弱な機能にあたるので、ただ急所を突かれた感じがするのでしょうか。アドバイスした方もした方で「良かれと思って言ったのに何なんだよ拒絶しやがって!」という気持ちになるかもしれないですね。アドバイスとかする必要のない陽気な間柄のほうがいいということでしょう。

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