いざよいブログ

MBTIと混同されているソシオニクスの誤解を解くためのブログ。

いまさらMBTI体験セッション(ベーシック編)に参加してきた。

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最近は見ての通りMBTIから離れていたのですが、先日はじめてMBTIの体験セッション(ベーシック編)に参加してきました。行きたいと思い続けて2年も経ってしまいました。今日はそのセッションのレポをしたいと思います。

まずは座学でMBTIの理論を学ぶ

 

セッションは自己紹介から始まりました。年齢層は私と同世代~30代くらいが多い印象でした。職業や受講した理由などは人によって様々でしたが、ほぼ全員が社会人で、学生は私だけでした。大学生あたりがたくさんいるのかなと思っていたんですが。学生には参加費が高いのかもしれませんね(約17,000円)。

まずはMBTIの成り立ちや基礎的な理論を学びます。このへんはもうとっくに知っていることでしたが、学び直すつもりで聞きました。アンチノミーのこととか、知覚機能と判断機能のこととか、利き手と逆の手で文字を書いてみましょううまく書けないですよね~とか、まあおさらいですね。ベーシック編ではタイプダイナミクスなど細かい話題には触れないようでした。それはアドバンス編でやるのかもしれません。

理論を学び終わったところで、さっそく質問紙にこたえます。やはり「MBTIもどき」に慣れてしまっていたぶん、難しかったです。何をどう答えたらどの答えが出るのかがわかってしまうので意味がない気がして。ただ、MBTIでは質問紙で出たタイプはあくまで「報告されたタイプ」であり、ベストフィットなタイプとは区別されます。なので、別にどんな結果が出てもいいや変えられるし~と思い、頭を真っ白にして質問紙に挑みました。

報告されたタイプはINTJ。

ご存知でしょうが、私はこれまでINFJということでブログもやってきていますから、今回の検査では思っていたよりもTが強く出たということになります。そのあと、自分の「報告されたタイプ」と「これかもしれないタイプ」を参加者同士で伝え合ったのですが、INTJを名乗るのにはすごく抵抗がありました(笑)。「理想が反映されていると思う」ということを正直にファシリテーターに伝えました(笑)。

グループワークでMBTIの理論を体験

「INTJ…ないわ(笑)」と思いつつお昼を食べ、午後はグループワークをしました。自分はNだなと思った人はこっち、Sだなと思った人はあっち、迷い中の人はそっち…というように座席を移動したり、席で一つのテーマについて話し合ったことを席ごとにプレゼンしあったりしました。

私はI、N、Jについては疑いはなかったので、ためらわず座席移動をしました。しかしFかTかは、個人的にはTなわけないだろと思っているものの、報告ではTが出ましたので、とりあえず「迷い中」の席に入りワークをしました。そこでワークをしていると、ファシリテーターの方から「Tに行ってみたら?」と言われ、Tの席に移動させられました。そのときは圧倒的にFが多く、Tは少数派でした。途中、「いやでもTじゃないと思う」と話をしたらファシリテーターに「そしたら試しにFものぞいてきたら?あっち盛り上がってますよ(笑)」と言われたのですが、どういう心情なんでしょうか、あまり動きたくないな…と思ってしまい、最終的にTグループでプレゼンをしました。その際も「自分はFな気がする」と言い続けたのですが、Fグループから「絶対Tでしょ(笑)」と返され続けました。

セッション終了後

 

8時間ほど続いたセッションは、自分のベストフィットタイプを選んで終了になりました。まわりの人たちは、最初に報告されたタイプから大きく結果が変わっていました。そして1人をのぞいて全員Nという結果に。私はというと結局FとTを決められませんでした。ずっとINFJだと思い込んでいただけだったんじゃないか?という気がしてきてしまったからです。そういえばINTJを検討したことって全然ないな…なんて思ったら、わからなくなってしまいました。帰り際、駅まで向かっているときにも、参加者たちにFかTで迷ったという話をしましたが、そこでも「絶対Tでしたよ!」「Fを理解しようと頑張ってるTって感じ!」というフィードバックをもらいました。

家に帰ってから、いただいたMBTI®入門をパラパラめくりながら眠りにつきました。そういえば会場にはMBTIに関する書籍がたくさんあって、自由に閲覧できるようになっていました。MBTI®入門シリーズは昔大学の図書館で借りて読みふけったのですが、そのときより版が新しくなっているっぽい?ですね。あの場で買うことはできたのかはちょっとわかりませんでした。

MBTIタイプ入門(第6版)

MBTIタイプ入門(第6版)

 

 

感想

初心に戻った気持ちでMBTIに触れることができたと思います。「すごい…自分だ…」と言葉をほとんど失っている方もいて、最初にMBTIに触れたときの感動ってすごかったよなあ…と思い出しました。

ただまあMBTIが自己理解を深めるためのツールという位置付けだからそれでいいのかもしれませんが、正確さには欠けるワークショップだったように感じてしまいました。というのも、たとえばFグループとTグループの2つに分かれてプレゼンしましたが、分かれた時点では「Fだと思ってるT」とかも当然まざっているわけですから、「Fグループ」のつくる「F的なもの」はかなり中和されているんじゃないかなとか…。その相当中和されたFを見て「あー私もFかも」ってなっちゃいはしないのかなと少し疑問でした。

あとはやはりセッションが集団で行われる以上仕方ないのでしょうか、他の参加者やファシリテーターの意見に少し左右されてしまう感じがありました。みんなから「絶対Tだよ~!」なんて言われ、実際MBTI初心者たちの素朴な感想でしかないはずなのに、そうなのかな…?と思ってしまいましたから。あと最後、ファシリテーターにINFJとINTJの違いについて質問したんですが、なんだか腑に落ちない回答という感じが否めませんでした(笑)。最初の自己紹介で私は自分の研究分野について話したのですが、それを踏まえて「あとINTJは《私の研究分野》に興味持つ人が多い♡」と言われ、「あ~ファシリテーターの目から見ても私ってINTJなのかしら…」とますますINTJ説が濃厚に。1人になって落ち着いて考えたらいや絶対違うでしょ(笑)となったのですが。

全体的な印象としては、すでに色々ネットや書籍で情報を得ている人間には少し退屈かもしれないなということですね。MBTIについて学びたい人がとっかかりとして受講するなら十分楽しめるかもしれませんが。まあベーシック編は、アドバンス編、STEPⅡ編の受講条件になっていますから、それらを受けるつもりがある人は復習のつもりでベーシック編は挑むといいでしょうね。