宵のつれづれ#86 無視できなくなる機能 | いざよいブログ
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宵のつれづれ#86 無視できなくなる機能

宵のつれづれ

宵のつれづれシリーズ、仕事帰りの電車の中で読めるくらいの軽い記事、というコンセプトではじめたシリーズです。今回は第86回、無視できなくなる機能です。

宵のつれづれ
  • よひ 【宵】名詞
    晩。また、夜に入って間(ま)もないころ。
  • つれ-づれ 【徒然】[一]名詞
    ①手持ちぶさた。退屈であること。所在なさ。
    ②しんみりしたもの寂しさ。物思いに沈むこと。
執筆のルール
  • 1記事につき1論点(ただしソシオニクスの話に絡める)。
  • ゆるく楽しく書く。
  • 木曜日の、太陽が沈むころに配信。
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無視できなくなる機能

だいぶ時間経ってしまいましたけど、前回、「あえてXXしない」というスタンスは無視される機能ではないか、というご意見(?)に対して、私はそのスタンスは脆弱な機能でもとりうるよ、という返答をさせてもらいました。

脆弱な機能は弱い機能でありながら、本人は「やればできる」と頑なに信じていることもあります。だからこそ、「できないんじゃない。あえてやらないだけだ」と表明することもある、という話でした。

で、こう思った方もいるかもしれません。

「じゃあ、無視される機能と脆弱な機能の最大の違いは、自己認識が正しいか誤っているかなの?」

と。

つまり脆弱な機能が、

・(自称)やればできる
・(自称)あえてやらない

で、

無視される機能は、

・(本当に)やればできる
・(本当に)あえてやらない

……ってこと?

って。

ですがこれだと、自分のソシオタイプがよくわからなくなりそうです。

「自称」と「本当」の区別をつけるのは、難しいから。

なので違う切り口を提示してみたいと思います。

以前同シリーズ#60でも、無視される機能について書いたことがありました。

無視される機能は、普段は確かに「無視」している機能です。

でも「無視」というのは、「見えていない」ということとは違います。

見えているのに別に目もくれない、これが「無視」です。

そして、なぜ無視するのかは、それを見るよりも、自分がもっと見たいものがあるから。でした。

逆に言うと、「もっと見たいものがある」の気持ちより上回る強い動機があるときには、無視される機能の情報は無視されないのです。

具体的には、不安なとき、ピンチなとき、あるいは強く誘惑されたときです。

こういうときは、無視される機能の情報に引っ張られてしまい、本当はどうだっていいと思っていることも無視できなくなります。

それはなぜか。その情報に基づき行動するほうが、安全であると知っているからです(無視される機能は、自己防衛的に働く機能でもあるのです)。

脆弱な機能の「あえてね」と、無視される機能の「あえてね」の最大の違いは、まさにここであると考えます。

脆弱な機能の「あえてね」が、できないことを隠すための「やらない理由」なら、無視される機能の「あえてね」は、安全圏に留まらないぞ、という意志の表明なのではなかろうか。

たぶんねー。

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