2か月予約待ちの人気霊能師さんに視てもらった話(前編) | いざよいブログ
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2か月予約待ちの人気霊能師さんに視てもらった話(前編)

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以前、霊能師さんに視てもらった記事を書いたのですが、実は同時期に、友人の紹介を受けた別の霊能師さんのところにも予約をいれていました。あれが2019年9月だったので、こちらは2か月後の2019年11月のことです。今更ながらそのレポをします。

以前の霊能師体験:

緊張しつつも、いざ霊視!

場所は都内の明らかに高級そうなマンションの一室でした。友人と「悪霊がついてますよとか言われたらどうしよ(笑)」「なんか悪霊憑いてる人はそもそも来られないらしいよ」なんていう会話をした手前、なんらかの事情で突然行けなくなってしまったら「それはつまり私に悪霊が…」とかいろいろ考え、不安から30分も早く着いてしまいました。普段からそれくらいの気持ちで待ち合わせ場所に向かえるといいんですが。

オートロックを抜け、お部屋に向かうと丸の内あたりにいそうな感じのキレイなお姉さんが迎えてくれました。一見すると霊能師なんていう胡散臭い人には到底見えませんでしたが、家に入った瞬間、お香の良い香りがフワッと漂い、盛り塩が目に入り、早速スピリチュアルな感じを体験することとなりました。部屋の中へと案内されると小さなテーブルがありました。私は奥の席へ座らされました。テーブルの上にはなんかそれっぽい石や鈴やカードが飾られています。全体的に整然としていてキレイな空間で、前回のおばあちゃん霊能師の館とは対極です)。

挨拶をすると霊能師さんは目をまんまるに開け(まつエクがキレイだなと思いました)、私…ではなく私のちょっと奥を見て、「伝えたいことはすごいあるんだけど…」と言い、紙に自分の名前、住所、周囲の人間の名前など、視てほしいものを書くよう言われました。

霊能師さんはなかなかのハイテンションのマシンガントークな方で、必要事項を書いている間もペラペラと話しかけてきました。

「え、芸能界で働いてないよね?音楽とかやったらいいのに!芸能とか芸術とか向いてるよ~!」

近所のおばあちゃん霊能師にも、芸能界向いてると言われたな…と思い出しつつ、書く手を動かし続けます。

「えっ大阪から来たの!?遠いのに~!!でもそこのアパートは引っ越したほうがいいね。変化が激しくて落ち着かないと思うし、ちなみに○○号室はもっとヤバいよ。事故物件になりそう」

住所を書いていても、どんどん口をはさんできます。霊視スタート前からここまで視てくれるとは、かなりサービスが良いということなのかもしれません。しかしながらしょっぱなから怖い。

「霊視ってしたことある?」

「前に1回それっぽいのはしてもらったことありますけど…」

「いやいやあなたの話。霊感あるよ!」

「それはないと思います(笑)」

「うわ、気づいてないわ!ものすごく直観も鋭いはずだよ!え~、神社とか行ったらいいのに~!」

私、霊感があるらしいです。またしても怖い。先が思いやられます。

そして最後に、躊躇いながらも、ちょっとだけ気になっていた男性2人の名前を書き、「特に仕事と恋愛を視てほしい」と言いました。すると「あなたの場合は恋愛より結婚のほうがいいね。あと前世見ていい?!」と提案されたので、受け入れました。そのようにして視るものが一通り決まると、卓上のタイマーのボタンが押され、スタートしました。霊視は60分間です。

私の性格とオーラ

まずは私の性格について触れられました。

「なんかさ、現実に生きてないよね。どこか別のところにいる。ここにいるけど、いないよね。周りの人と話合わないでしょ。なんで皆そんな楽しそうにできるんだろうとか思ってる。なんかねー宇宙って感じなのよね!アハハ!」

「アハハ」

「あとね、さっき芸術向いてるって言ったけど、芸術家の人って大体ものすごく繊細なの。悲しみをウワァーッて表現したりする。でもさ、memaiさんって実は全然繊細じゃないよね?(笑)すっごいメンタル強いし頑固だよ。悲しみを感じれば感じるほどスンッて自分の中に入っていくし、恐ろしいことが起こっても『これが○○か…』とか言って、哲学始めるよね(笑)」

「はい(笑)」

「それと、人生無駄にしてる人が大嫌い、なんかお菓子食べてゴロゴロしてるのとか許せないでしょ?自分でちゃんと決めて動きたいと思ってる。だから人に命令されるのも嫌い。だから組織嫌いだよね。なんなら友達もいらないはず(笑)」

この短時間で、ここまで言い当てられるとはすごい…と素直に思ってしまいました。私は最初から相槌以外の言葉をほとんど発していませんし、仮に単なる勘や当てずっぽうのインチキだったとしてもかなり鋭いです。

さらに、霊能師さんはオーラも見えるとのことでした。

「memaiさんのオーラは、青と紫。青は芸術向いてる人が持ってるオーラ(※うろ覚え)なの。でもあなたは紫もある。紫は、霊感がある人のオーラ」

オーラについては確かめようがありませんが、先輩に話したら「確かに寒色のイメージはある」と言われました。パーソナルカラーが恐らく秋ということで、暖色ばっかり着てるんですが、全然関係ないようです(笑)。

私の使命と前世、守護霊

本当は仕事と恋愛(結婚)について一番に視てもらう予定だったのですが、「ごめん、先に前世の話をさせて」と言われ、承諾しました。

「あのね、memaiさんってものすごく霊格が高いのよね!私も何万と視てきたけど、こんなに霊格高い人は久しぶり!あなたの持つ強さもそうなんだけど、この霊格の高さはね、前世がものすごく徳が高い修行僧だったことが関係してるの!」

なんかよくわからないことでめちゃくちゃ褒められて、満更でもない気持ちになります。霊能師さんによれば、私の前世は中国の男性の修行僧で、家をもたず、寺を転々として過ごしたそうです。そしてこの修行僧は、守護霊となって私のそばにいつもいるとのことでした。彼の姿を見ているのか、霊能師さんははじめから私の左腕のちょっと奥あたりを見ながら話していました。

「この人ね、人助けのために、すっごく理論を勉強したみたい。その勉強したことが実際の状況に本当にマッチしているのか、自分の目で確認したくて、お寺を転々としながら生活してたみたい。でもある意味、前世はそれだけで終わっちゃった。勉強と確認だけしかできなかった。だから今世の使命は、“実行”なの。具体的には、人を導くような仕事がいいよ。それこそ占い師側の人間だよ」

これはめちゃくちゃしっくり来ちゃいました。実は、大学の学部時代は理論をひたすら勉強していました。しかし「理論だけ勉強してても何の意味もない」という不満が消えず、「実践こそ大事なのだ」となんとか言って、大学院ではかなり実践寄りな研究にシフトしたからです。それでも結局、満足いく結果は出せず、私のやりたいことはアカデミアでは叶えられないのかもしれないなと思っていたところでした。

「この人ね、ちゃんと自分の使命のために生きたら大丈夫だって言ってるよ。違うときは自分で『なんか違う』ってわかる人だから。さっき霊感あるっていったでしょ。自分で全部わかってるはずだよ。自然に生きなさいって言ってる。自分を信じたらいいって。逆に逸れたことしたら、ピシャリと叩かれるけどね(笑)。あ、だからね、普通は運命っていくらでも変えられるのよ。その人次第なの。でもごめんね!あなたは全部決まっちゃってるわ!使命持って生まれちゃってるから!アハハ!」

前世の修行僧のカルマ、重すぎる。

33歳、唯一の転機

確かにアカデミアに残るのは違うけど、かといって就職かとなると、やっぱり違う。そんなふうに考えて、この時期は、ちょっとだけやっていた就活を辞めようと決めた時期でもありました。

私が「一応内定はいただいたんですけど」と言いかけると、霊能師さんは企業名を紙に書くよう言います。小さめに企業名を書きました。すると霊能師さんは手際よく文字に手をかざしました。

「あー悪い会社じゃないよ。でも、あなたの使命とは違うから、2年で辞める。で、ここは何系の会社なの?○○系?ほら!やっぱり全然違うじゃない!(笑)」

確かに、「人を導く仕事」とはまったく異なる業種でした。私、ここの企業の内定をいただいたときに、「どうせ数年で辞めるなら、やりたいこととは違うけど、全く新しい世界を体験してみても意外と面白いかもしれない」とか言ってたんですよね。先にも言った通り、結局思い直して就活自体辞めることにしたのですが。

そして霊能師さんはこう続けました。

33歳――ここがあなたの唯一の転機。ここから人生ガラッと変わるよ。めちゃくちゃ楽しくなると思う。だから20代は勉強!33歳までに、勉強したいこと全っっ部勉強しておいたほうがいい。そしたら後々楽になるから」

私は思わず「ほえ~」というアホな声をあげていました。安心していたのです。実はこの時点で就活を辞めて、数年間はアルバイトをしながら、某職業に就くため、資格勉強をしようと決めていたからです。

「内定は辞退して、アルバイトで生計を立てながら、【某職業】を目指そうと思って」

「辞退していいと思う!でも【某職業】っていうよりは…あなたもっと大きいことするよ。どちらかというと現場というよりは、システム作る側なのよね。会社たちあげちゃったりとかね!」

今も某職業へ向けた勉強はしているにはしているんですが、実のところ、現場の第一線で自分が働くのは想像がつかないし、あまり向いているとも思えないし、どちらかと言えば「もっと大きいこと」をしたいなと思っていました。霊能師さんの話から考えると、転機の33歳のときにこの「もっと大きいこと」を始めるのだろうと思いますが、これが当たっているならとても楽しみです。

恋愛、結婚、出産

さらに面白いのは、この33歳という転機、結婚の時期でもあるらしいということです。

「31歳で出会った人と33歳で結婚かな。イニシャルはA(仮)かB(仮)だね」

「どこで出会うんですか?」

「…あ。職場じゃないな!!マッサージ屋さんかな…?仕事に疲れて寄った先でナンパされるよ(笑)。でもあなたすごく冷静だから、『この体格ならまぁデートしてやってもいいか』とか言って見定めてるわ!アハハ!しかもね、めちゃくちゃ冷静な結婚するよ(笑)。お互いに『ではここからは私の時間なので…』ってスッと壁作る感じ(笑)。お互い修行僧みたいな感じだよ(笑)」

偶然だと思いたいのですが、顔じゃなくて体格というのすら私らしい。また、この話を聞いた当時は、「激しいロマンスの末に結婚し、LOVE×2な夫婦関係を築きたい」と口癖のように言っていたので、冷静冷静言われてちょっと残念でしたが、実際そういうベッタリした夫婦関係を望んでいるのかというと違うんだろうとも思っています。

霊視の前に書いた気になる男性2人のことは、この運命の相手の話を散々したあとで、ちょっと触れられるだけでした。「う~ん、一応見とく?多分ね、この人たちじゃないよ」と渋りながら、2人の名前に手をかざし「ほらね。どっちも全っっ然ダメ!子どもすぎ!」とボロカスに言われて、ちょっと笑いました。私もこの人たちじゃないとは思っていましたし、実際にこの4か月後に付き合い始めたのは2人のどちらでもありませんでした。

ちなみに出産についても教えてくれました。

「あ!34歳で子ども!私妊娠時期は外したことないの。妊娠が34歳なら、やっぱり結婚は33歳だと思う」

もっと早く子ども産みたいんだけどなぁ…と少し残念に思っていると、霊能師さんはこう続けました。

「前世の修行僧ね、男性だったけど、本当は子どもを産んでみたかったんだって言ってる。あなたが女性として生まれた理由はそれみたいよ」

こんなところまで前世のカルマが。

後編に続きます。

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