いざよいブログ

MBTIと混同されているソシオニクスの誤解を解くためのブログ。

「準双対関係」、蛾と燃え盛る炎

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もう3月ですね。最近、ついにロシア語の勉強を始めてしまいましたが、これまでかじってきた外国語に比べて、文字からさっぱりわからないのでハードルが高いですね。ちょっとずつやっていこうと思います。今日は準双対関係Semi-dualityを訳しました。

 

関係一覧:

準双対関係

モデルA

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①主導する機能が相手の⑤盲点の機能と一致するところまでは双対関係と同じですが、②創造する機能は相手の⑧証明する機能と一致します。「不完全な双対関係」と呼ばれることがあります。

準双対関係のペア

  • ILE(ENTP) & SLI(ISTJ)
  • SEI(ISFJ) & IEE(ENFP)
  • ESE(ESFJ) & LSI(ISTP)
  • LII(INTP) & EIE(ENFJ)
  • SLE(ESTP) & ILI(INTJ)
  • IEI(INFJ) & SEE(ESFP)
  • LIE(ENTJ) & EII(INFP)
  • ESI(ISFP) & LSE(ESTJ)

※()内はMBTI表記

準双対関係①(by Bukalov, Boiko)

準双対関係はしばしば友人や実りある仕事仲間へと発展しますが、距離が縮まるとバランスが崩れて失望をもたらします。準双対関係では、お互いを利己的だとみなすかもしれません。たとえばLSI(ISTP)は自分の物に触られるのが好きではないのですが、双対である直観型のEIE(ENFJ)ならLSIを悩ませることはしません。しかし準双対のESE(ESFJ)は、自分のやり方で整理整頓してあげようとするので、LSIにとっては腹立たしいのです。同時にESEには、なぜLSIがそんなに狼狽しているのかが理解できません。

準双対関係②(by Gulenko)

慎重な快適さ

面白い関係で、準双対関係は親密になるのを恐れます。なぜなら、親密になったら快適さが消えてしまうと感じているからです。しばらく楽しい交流をしたあとで、2人は次にどう続けるべきかがわからなくなります。時々、ひそかにお互いの行動に不快さを感じる瞬間を観測しています。しかし、これらの不快な瞬間も障害も、公には話されることはなく、相手に気づかれることもありません。義務や責任という問題については、やることはたいてい性格に合わせて分配されます。意見の対立は大体妥協と互いの譲歩によって解決します。

関係性の2つのサイン

準双対関係は双対関係にもまして築くのが難しいです。親密になるのは簡単ではなく、長い時間が必要になります。準双対関係では、第三者がいると混乱が起こったり気持ちを乱されたりします。このペアは2人きりで関わると安定します。

準双対関係では、お互いが快適かつ好都合であることがもっとも重要です。コミュニケーションの中での誤解により、この関係は定期的にかき乱されます。この関係においては運命が特別な役割を果たしているというような印象を受けます――非合理な原則が関係の進展を決めるようにみえるのです。2人の健康状態も変動するかもしれません。

激しく感情的な雰囲気はこの準双対関係を壊してしまいます。協力、分別、約束し合うことで得られる利益、そして外部の困難や危険にともに抵抗することを心に叩き込まねばなりません。感情を爆発させないようにして、生産的な約束を交わすべきであり、そうすれば準双対関係は強固なものになり、感情に動かされない快適さという特殊な魅力がもたらされることでしょう。

準双対関係は、一緒にいると自分の体や体の状態に気づけなくなります。準双対関係でリラックスすることは双対関係ほど簡単ではありません。物質的な幸せはともに努力することで得られます。これは特に2人とも直観型の場合(LII&EIE、LIE&EII)に重要になります。準双対関係は互いの成功のチャンスを現実的に評価し、すぐに結果が出るものだけを取り上げることができます。

準双対関係の力学は、両者ともに鋭く感じ取られています。遊びと仕事がはっきりと分かれています。関係が崩壊するとたいてい双対関係以上に混乱します。2人はまるで関係をもっとダイナミックにしよう、相手を驚かせることをしようと誘いこまれているかのようです。

自分の個性を維持するのにいい関係です。この関係では個人的なスキルを磨きます。お互いに相手の意見を求めるのですが、それが自分自身の関心事にもつながります。関係は上手に管理され、自動的に修正される傾向があります。

仲良くやっていくアドバイス

 

忍耐力を持ち、事を強制してはいけません。この関係が仲良くなる過程はかなりゆっくりしているということを覚えておきましょう。もっと一緒に自由な時間を過ごそうとしましょう。準双対関係では身体の感度が強まり、形のある接触をしたくなります。

お互いにもっと思いやりをもちましょう。情緒不安定を引き起こしかねないことはどんなものであれ避けましょう。意見のすれ違いはただちに対処しましょう。もっとロジックに頼ろうとしましょう。仲介人を立てず、直接対応しましょう。どんな人であれ、敵意のある人による有害な影響から相手を守りましょう。

準双対関係では、同じ物事に関する自分の感情を相手に共有せず個人的に処理しようとするために、定期的に決裂します。この場合、ポジティブな感情であろうとネガティブな感情であろうと、あまり感情的になってはいけません。シンプルに次の主題に注意を切り替えましょう。

準双対関係③(by Gulenko, Molodtsev)

双対関係の不完全版です。言い換えれば、両者はとても上手に相手を理解し、動機もはっきりしています。しかし、外向型の側は、内向型の側の話を聞かず、自分の話をし続ける傾向があります。ただ、内向型の側はこのことに腹を立てることは滅多になく、一般的には相手に合わせる方法を探します。準双対関係では、いつも話題が尽きることはなく、会話していて退屈しません。異性間の準双対関係の場合は、特にサブタイプがマッチするときには、相手に魅力を感じるかもしれません。要は、Ne-ILE(ENTP)とSi-SLI(ISTJ)、あるいは、Ti-ILEとTe-SLIのように、2人のサブタイプがどちらも合理(F/T)なとき、あるいはどちらも非合理(N/S)なときには、距離を縮めようとします。この過程のどこかで片方がだしぬけに行動してしまうと、距離は広がり、再び壁ができてしまいます。しかし、2人はあまりがっかりすることもなく、親密になろうとし続けますが、それは結局同じような道を通って再び衝突するだけに終わります。はたから見ていると、ここには本当の情熱があり、愛の炎が激しく燃えているように感じられます。準双対関係のこの側面は、以下に挙げる詩にとても上手に描かれています。「窓の中の炎に向かって蛾が飛んでいる ガラスにバタバタとぶつかるも希望を捨てることはない」(※拙訳、誰の詩かご存知の方いたら教えてください。)準双対関係は相手を活気づけ、相手のやる気を維持し続けます。定期的に衝撃を与えてリラックスさせないがために、この元気づける作用は生じるのです。この関係は、朝起きてベッドから出た瞬間に冷たい水をぶっかけられるような感じというわけです。このようなパートナーとの快適さのレベルはとてもコントラストがはっきりしています。一面では親密であることに幸福を感じながらも、他面では当惑と混乱をも感じているのです。

まとめ

準双対関係はまとめると、

  • ゆっくり慎重に親密になり、衝突しても決してめげない。
  • 常に衝撃的な関係であるため、相互にリラックスする努力が必要。
  • 2人きりで関わり、感情的になったり強引になったりしないよう耐えるべし。

という感じでしょうか。

私に関して言えば、たしかに双対関係SLE(ESTP)以上にSEE(ESFP)とは距離が縮まりにくいと感じていました。でもSEEの人はたしかに私のことを好いてくれる感じがあります。また、外向型が一方的に喋って内向型の話を聞かないというのに心当たりがあります。去年、バイト先のSEEおばちゃんのマシンガントークを延々浴びており、そこには自分の話をする隙は一切なかったのですが、腹は立たなかったし、むしろ「喋れない分、どれだけ相槌や表情に情報を詰め込むか」に専念していました。そしたら「あなたってコンパクトに話すじゃない?!私ってダラダラ喋るから~~!」と言われましたが、コンパクトに話さないと聞かないだろ!って感じでした(笑)。話を聞かないのはおばちゃんの性格だろうなと思ってたんですが、準双対というのも関係していたとは面白いです。